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概要:米商務省経済分析局(BEA)は政府機関の一部閉鎖により公表が延期されていた2018年第4・四半期の国内総生産(GDP)初報を28日に発表する。 商務省は一部の予算切れを受けて、12月22日から35日間にわたり業務を停止した。このため、経済指標の集計や統計処理に影響が出た。 GDPの発表方式と市場予想についてまとめた。 ◎発表方式 BEAは通常、四半期GDPを速報値、改定値、確定値の3段階で発表する
[ワシントン 27日 ロイター] - 米商務省経済分析局(BEA)は政府機関の一部閉鎖により公表が延期されていた2018年第4・四半期の国内総生産(GDP)初報を28日に発表する。
商務省は一部の予算切れを受けて、12月22日から35日間にわたり業務を停止した。このため、経済指標の集計や統計処理に影響が出た。
GDPの発表方式と市場予想についてまとめた。
◎発表方式
BEAは通常、四半期GDPを速報値、改定値、確定値の3段階で発表する。今回は1月30日に速報値、2月28日に改定値を発表する予定だったが、28日は速報値と改定値を統合して「初期値」を発表する。
統計には、国勢調査局などが提供する原データに基づく1つのGDPデータ群が含まれることになる。これには同四半期と2018年通年のGDP速報値の算出に使われるデータとともに、改定値の算出に使われる一部データも含まれることになる。
確定値は3月28日に発表が予定されている。
◎エコノミスト予想
28日までにGDP算出で使われる12月分の原データは少しの例外を除き全て公表されることになるが、経済指標発表の相次ぐ延期でエコノミストらは通常よりも少ない材料で予測を立てることが必要となった。
ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズのシニアエコノミスト、サム・ブラード氏は「現時点で、GDP成長率予測に関してこれまで得た情報は通常よりもかなり少ない」と指摘した。
ロイター調査によると、第4・四半期GDP成長率は年率換算で2.3%となったとみられている。ただ、予想がまとめられたのは25日の12月卸売在庫や26日の12月住宅着工件数、27日の米製造業受注、財貿易収支速報値、小売在庫が発表される前だった。
これら一連の指標を受けて複数の機関はGDPの予想を下方修正した。JPモルガンはGDP成長率が1.8%、ゴールドマン・サックスは1.7%になったと予想。 アトランタ地区連銀の経済予測モデル「GDPナウ」による伸び率見通しは1.8%。
第3・四半期のGDP成長率は3.4%だった。
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