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概要:欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
◎NY外為:ドル指数が月間で上昇、米GDPが予想上回る
28日のニューヨーク外国為替市場ではドルが円やポンドなどに対し上昇。ブルームバーグのドル指数は続伸し、2月の月間ベースでも昨年10月以来のプラスとなった。この日発表の昨年10-12月(第4四半期)の実質国内総生産(GDP)速報値が市場予想を上回り、ドルを押し上げた。
ニューヨーク時間午後4時33分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%上昇。月末特有の資金の流れがみられた。米金融当局が金利調整に辛抱強いアプローチを取る中で経済成長率がより長期にわたり高まる可能性があることを、米GDPが示唆
ドル指数は月間ベースで0.8%上昇
米10-12月GDPは前期比年率2.6%増加(市場予想2.2%増、7-9月実績は3.4%増)
2月のシカゴ製造業景況指数が64.7で17年末以来の高水準となった後、円は対ドルで年初来安値を付けた
米10年債利回りは一時2.72%台に上昇
米連邦準備制度理事会(FRB)のクラリダ副議長は、インフレが抑制されていることを踏まえれば、当局は金利の調整に辛抱強くなれると述べた
ドル指数は月間ベースで上昇したが、年初来ではまだマイナスで、昨年4月以降の上昇基調は途切れる気配を見せている
ドルは円に対し0.4%高の1ドル=111円43銭。12月以来の高水準となる111円49銭が日中高値。200日移動平均線を突破した後に一段高となった
米中通商協議を巡っては、3月の首脳会談を視野に最終合意案を米側が準備しているとの関係者談が伝わった。クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は、米中貿易に関する「歴史的な」合意が目前に迫っていると発言
ユーロはドルに対して上げを消し、横ばいの1ユーロ=1.1371ドル
イタリア資産の上昇や、ドイツの2月消費者物価指数(CPI)がディスインフレ圧力の後退を示唆したことを受け、一時は1.1420ドルまで上げていた
ポンドは対ドルで反落。ただ月間ベースでは、主要10通貨の中で唯一ドルに対して上昇を確保
欧州時間の取引
逃避先通貨が上昇した。米朝首脳会談が物別れに終わったことや、中国の2月の製造業購買担当者指数が弱く世界的な成長減速への懸念が高まったのが背景。円はドルに対し一時0.3%高となった。
原題:Dollar Set for First Monthly Gain Since October: Inside G-10(抜粋)
Havens Gain on Trump-Kim Meeting, Krona Rallies: Inside G-10
◎米国株・国債・商品:株が今年初の3日続落、地政学リスク警戒
28日の米株式相場は今年初の3日続落。昨年10-12月(第4四半期)の米実質国内総生産(GDP)速報値は前四半期からの減速が想定より小幅にとどまったものの、貿易を巡る根強い懸念や地政学的リスクが株価の重しになった。
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セテラ・インベストメント・マネジメントの最高投資責任者(CIO)、ジーン・ゴールドマン氏は「ポジティブなモメンタムの中、投資家は一息つこうとしているだけだ」と指摘。「この日はGDPなど経済指標の発表があったが、GDPは2カ月も前のデータだ。投資家はもっと新しい材料を求めている」と述べた。
S&P500種株価指数が前日比0.3%安の2784.49。ダウ工業株30種平均は69.16ドル(0.3%)下げて25916.00ドル。ナスダック総合指数は0.3%下落。米国債市場ではニューヨーク時間午後4時45分現在、10年債利回りが3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.72%。
米国債は軟調。米GDPとシカゴ製造業景況指数が堅調だったことに反応した。
S&P500種はクリスマスから2月半ばまでに18%上昇した後、過去7営業日は足踏み状態となっている。この日は、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長とムニューシン米財務長官が対中通商交渉の状況について楽観的な見通しを示したことから、株価は一時小幅に上昇する場面もあった。
米GDP速報値は前期比で年率2.6%増加。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値は2.2%増だった。7-9月(第3四半期)は3.4%増。
ルートホールド・ウィーデン・キャピタル・マネジメントの最高投資ストラテジスト、ジム・ポールセン氏は、「少なくとも差し迫ったリセッション(景気後退)懸念を弱める助けにはなる。景気は確かに減速したが、現時点ではリセッションに近いというよりはサイクル半ばの減速にすぎないとことが、また示された」と指摘。「債券市場に起きた最初の反応はまさにこの見方に沿っており、利回りが上昇したのが一例だ」と述べた。
ニューヨーク原油先物相場は3日続伸。石油輸出国機構(OPEC)が減産を実行している兆候や堅調な米景気トレンドを背景に、需給がタイト化するとの見方が広がった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物4月限は28セント(0.5%)上げて1バレル=57.22ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント4月限は36セント下落の66.03ドル。
ニューヨーク金先物は4日続落。米GDPの伸びが市場予想を上回ったことが背景。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は0.4%安の1オンス=1316.10ドルで終了。
原題:Stocks Post Years First 3-Day Slide; Dollar Gains: Markets Wrap(抜粋)Treasuries Heavy on Solid Economic Data; Early Flattening FadesOil Rises as OPEC Discipline, U.S. Growth Tighten Supply Outlook
Palladium Resumes Upward Charge to Head for Seventh Monthly Gai
◎欧州債:イタリア債上昇、ドイツ債は下落ー米独経済統計が材料に
28日の欧州債市場でイタリア債が上昇。ドイツ債は下落した。ドイツと米国で発表された経済統計が予想を上回る内容だったことが背景。月末にかけてイールドカーブはスティープ化した。
イタリア債のイールドカーブはブルスティープ化。10年債利回りのドイツ債とのスプレッドは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小して257bpとなった。ANSA通信によると、サルビーニ副首相は予算調整の可能性を排除した
ドイツ債は他のユーロ圏国債より低いパフォーマンス。10年債利回りは4bp上昇して3週ぶり高水準の0.19%をつけた。ドイツの2月CPIは前年同月比で1.6%上昇と、市場予想を上回った。昨年10-12月(第4四半期)の米実質GDP速報値とシカゴ製造業景況指数も市場予想を上回った
ドイツ10年債利回りは4bp上げて0.18%、フランス10年債利回りは2bp上げて0.57%、イタリア10年債利回りは4bp低下の2.75%
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