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概要:フランチャイズのカーディーラーからの抵抗が予想されるが。
Justin Sullivan / Getty Image
2月28日(現地時間)、テスラは店舗のほとんどを閉鎖し、オンライン販売に移行すると発表した。
テスラはまた、伝統的な購入前の試乗を廃止している。
ずっとダイレクト販売に反対してきたフランチャイズのディーラーが多いため、この計画がうまく行くかどうかは分からない。
テスラCEOのイーロン・マスクがビッグニュースがあるとツイートした後、同氏が何を発表するかについて、多くの憶測が飛び交った。
だが店舗の閉鎖は誰も予想していなかった。
一番のニュースは、テスラが2016年に発表していたマス・マーケット向けのテスラ3の発売のはずだった。価格は3万5000ドル、今まで発売できていなかった。
だがより大きなニュースは、テスラがオンラインのみ(あるいは、ほぼオンラインのみ)の販売モデルに移行することだ。
「今、北米ではテスラをスマートファンから約1分で購入できる。間もなく、世界中でも購入できるようになる」とテスラはリリースで述べた。
「すべてオンライン販売に移行することで、他のコスト効率化の取り組みと合わせて、我々は全モデルについて平均6%程度の低価格化を実現できる。また3万5000ドルのモデル3も想定より早く実現できた。今後数カ月をかけて、多くの店舗を閉鎖する。人通りの多い場所にある数カ所の店舗はギャラリー、ショールーム、そしてインフォメーションセンターとして維持する。顧客に理解して欲しい重要なポイントは、オンライン販売では誰もがどこでも、早く簡単にテスラを購入できるということ」
フランチャイズのディーラーからの反発
テスラがオンライン販売への移行をどのように進めていくのかはまだ分からない。さまざまな州にあるフランチャイズのカーディーラーからの抵抗に直面するはずだ。
発表後のメディアとの電話会議で、マスクはこの計画は販売をより効率的にするものと強調した。またサービス面を強化すると述べた。
だがBusiness Insiderからの質問に対して、同氏は既存のカーディーラーからの反発を予想していることを認めた。
「今は2019年。多くの人がオンラインでものを買いたいと思っている」
オンライン販売への移行を達成するために、テスラはまたユーザーの購買体験も効率化する。
「我々はテスラ車を試してみて、返品する方法もより簡素化している。購入前に試乗する必要はなくなる」と同社は述べた。
「7日以内、あるいは1000マイル(約1600キロメートル)走行する前に車を返却すれば、全額返金する。テスラを購入し、友だちと週末のドライブに出かけて数百マイル走行し、その後、返品すればお金はかからない。だが、どの車よりも高い顧客満足度を誇っており、我々はユーザーがそのままテスラ3を所有したくなることに自信を持っている」
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[原文:Tesla is shuttering most of its stores as the company switches to an online-only sales model]
(翻訳、編集:増田隆幸)
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