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概要:エチオピア航空の墜落事故は、昨年10月29日にインドネシア沖に墜落した航空機事故と明らかな類似点がある。ともにほぼ新品のボーイング737MAX8型機で離陸後間もなく変調を来し、パイロットが出発空港に引き返しを要請したことなどだ。相次いだ悲劇に、同型機の設計上の欠陥を問う声が上がっている。
エチオピア航空の墜落事故は、昨年10月29日にインドネシア沖に墜落した航空機事故と明らかな類似点がある。ともにほぼ新品のボーイング737MAX8型機で離陸後間もなく変調を来し、パイロットが出発空港に引き返しを要請したことなどだ。相次いだ悲劇に、同型機の設計上の欠陥を問う声が上がっている。
エチオピア航空墜落現場で残骸を取り除く救急作業員ら
撮影: Jemal Countess/Getty Image
エチオピア航空の発表文によると、ET302便はアディスアベバを離陸後、およそ6分後に墜落した。乗務員は詳細不明の問題を報告し、アディスアベバ空港へのUターンを要請していたと、同航空のテウォルド・ゲブレ・マリアム最高経営責任者(CEO)が記者会見で明らかにした。
ET302便の離陸後の軌道は極めて特異だ。通常は地表から安全に遠ざかりエンジンを効率良く燃やせる高度に達するため、着実に上昇を継続する。だがフライトレーダー24・ドット・コムが提供した追跡データによると、同便は離陸後2分半の間に2回にわたって一時高度を下げていた。同社はET302便の「離陸後の上昇速度は不安定だった」とツイートした。
元パイロットで、これまで数十件の航空機墜落事故の調査に関わった経験を持つジョン・コックス氏は「パイロットは地表から遠ざかるため、フラップを格納する間ですら機体を上昇させ続けようとする。このため下降は極めて特異だ。この点は調査対象になるだろう」と指摘。ただ、結論を導くことには慎重で、「現段階ではまだ早過ぎる」とくぎを刺した。
墜落機の残骸の写真は、かなりの速度で地表面と衝突し、小さくばらばらになった様子を映している。エチオピア航空は「事故原因を探るため、いっそうの調査を実施していく」との方針を示した。
昨年10月のインドネシアの事故は、離陸から約11分後に発生。自動安全装置が高度を下げるよう繰り返し要求する誤作動が生じてパイロットが操縦不能に陥り、乗客乗員189人全員が死亡した。
現場に残された残骸
Source: AP Photo
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