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概要:米ネットフリックスには分かっていたことを、メディア界の巨人たちが認識しつつある。ストリーミングは経費がかかるということだ。
NEW YORK, NY - DECEMBER 14: The Disney logo is displayed outside the Disney Store in Times Square, December 14, 2017 in New York City. The Walt Disney Company announced on Thursday morning that it had reached a deal to purchase most of the assets of 21st Century Fox. The deal has a total value of around $66 billion, with Disney assuming $13.7 billion of Fox's net debt. (Photo by Drew Angerer/Getty Images)
Photographer: Drew Angerer/Getty Images North America
Photographer: Drew Angerer/Getty Images North America
米ネットフリックスには分かっていたことを、メディア界の巨人たちが認識しつつある。ストリーミングは経費がかかるということだ。
ウォルト・ディズニーやワーナーメディア、ディスカバリーは縮小しつつあるケーブルテレビ(CATV)・DVD事業の穴を埋めるため独自のオンライン動画サービスを構築しているが、コストが膨らんでいる。
Closing I
Netflix is catching up with the U.S. cable industry in total domestic subscriber
Sources: S&P's Kagan, Company report
BTIGのアナリスト、リッチ・グリーンフィールド氏は「消費者に直接届けるサービスを始めるなら、損失を飲み込む信じられないほど強い胃袋が必要だ」と指摘。「勝とうとすれば、とても高くつく」と述べた。
資金が潤沢なネットフリックスやアマゾン・ドット・コムは当初、DVD販売・レンタル事業の落ち込みに苦しむメディア企業に対し、映画・テレビ番組配給の新たな経路を提供することで、生き残りを手助けしていた。だが今や、ストリーミング配信は収益性の高いCATVから顧客を奪いつつあり、メディア各社の脅威になっている。メディア大手は独自のオンラインサービスの開発を強いられている。
HBOの「ゲーム・オブ・スローンズ」
ディズニーは2018年10月ー12月(第1四半期)にストリーミングで1億ドル(約111億円)弱の損失を計上。19年1ー3月(第2四半期)には「ESPN+」を中心にオンライン動画関連でさらに2億ドルの損失を被る見通しだ。2月の電話会見でディズニー幹部は、ストリーミング会社側にコンテンツ提供をやめることで営業利益が約1億5000万ドル減るとも述べていた。
今月8日に封切られた「キャプテン・マーベル」はディズニー映画としては、ここ数年ぶりにネットフリックスへの配信を見送る作品となる。
Streaming Wannabe
Competing with Netflix will come at a high price for major media companie
Sources: MoffettNathanson, Company report
モフェットネイサンソンのメディアアナリスト、マイケル・ネイサンソン氏はグローバルなストリーミングサービス構築は「リスクをはらむ」と分析。メディア各社はライセンス収入という確実なものを捨て、「誰もまだ実質的なフリーキャッシュフローを生み出していない」ビジネスモデルに向かっていると述べた。
ネットフリックスは今年、フリーキャッシュフローが30億ドルのマイナスになると見込んでいる。
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