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ポンド乱高下、ＥＵ離脱修正案否決で ドルは下落＝ＮＹ市場
概要：ニューヨーク外為市場では、ポンドが終日不安定な展開となった。メイ英首相が欧州連合（ＥＵ）とまとめた離脱修正案が否決された後も乱高下した。英下院は１２日、メイ首相の離脱修正案を賛成２４２票、反対３９１票で否決した。合意案の否決は１月に続き２回目となる。 ポンドは幅広いレンジで終日取引された後、約０．５％安の１．３０７ドルで推移している。 ケンブリッジ・グローバル・ペイメンツのカール・シャモタ氏は「市場は否決をおおむね織り込ん
［ニューヨーク １２日 ロイター］ - ニューヨーク外為市場では、ポンドが終日不安定な展開となった。メイ英首相が欧州連合（ＥＵ）とまとめた離脱修正案が否決された後も乱高下した。英下院は１２日、メイ首相の離脱修正案を賛成２４２票、反対３９１票で否決した。合意案の否決は１月に続き２回目となる。
ポンドは幅広いレンジで終日取引された後、約０．５％安の１．３０７ドルで推移している。
ケンブリッジ・グローバル・ペイメンツのカール・シャモタ氏は「市場は否決をおおむね織り込んでいたため、ポンドは対ドルで心理的なサポート水準を割り込まなかった」と述べた。
一方、ドルは対ユーロで下落。米消費者物価指数（ＣＰＩ）が精彩を欠く伸びとなったことに反応した。
終盤の取引で、主要６通貨に対するドル指数.DXYは０．２９％低下し、９６．９３２。
ユーロ／ドルEUR=は０．４４％高の１．１２９７ドル。
２月の米ＣＰＩは前月比０．２％上昇と、４カ月ぶりにプラスとなったものの、市場予想と一致。前年同月比は１．５％上昇と、２０１６年９月以来の小幅な伸びにとどまった。[nL3N20Z32G]
ドル／円JPY=は上げ幅を縮小し、０．０９％高の１１１．２９円。
ドル／円 ＮＹ午後4時 111.29/111.32
始値 111.33
高値 111.39
安値 111.11
ユーロ／ドル ＮＹ午後4時 1.1294/1.1298
始値 1.1269
高値 1.1307
安値 1.1249
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