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概要:前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比128円81銭高の2万1579円66銭となり、続伸した。前週末にハイテク株主導で米国株が上昇した流れを引き継ぎ、半導体関連株などに買いが先行。為替の落ち着きも支えとなり、上げ幅は一時160円を超えた。米中首脳会談が6月に先送りされる可能性があると報じられたことなどが重しとなり伸び悩む場面もあったが、中小型の出遅れ株物色や3月期末の配当権利取りの動きなどで前引けかけて持ち直した。 TOPIXは0.42%高
[東京 18日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比128円81銭高の2万1579円66銭となり、続伸した。前週末にハイテク株主導で米国株が上昇した流れを引き継ぎ、半導体関連株などに買いが先行。為替の落ち着きも支えとなり、上げ幅は一時160円を超えた。米中首脳会談が6月に先送りされる可能性があると報じられたことなどが重しとなり伸び悩む場面もあったが、中小型の出遅れ株物色や3月期末の配当権利取りの動きなどで前引けかけて持ち直した。
TOPIXは0.42%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は8327億円だった。業種別では、その他金融、石油・石炭、金属製品、化学などが値上がり率上位に並んだ。半面、繊維、パルプ・紙、鉱業などは軟調だった。市場では「海外勢の現物売りが継続しているものの、3月期末の配当権利取りの動きが目立つなど需給は悪くない。終値で2万1500円を維持できれば先高期待も高まりそうだ」(岡三オンライン証券チーフストラテジストの伊藤嘉洋氏)との声が出ていた。
東証1部の騰落数は、値上がり1464銘柄に対し、値下がりが598銘柄、変わらずが74銘柄だった。
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