简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:資産1兆ドル(約111兆円)規模のノルウェー政府系ファンド(SWF)は、今年1ー3月(第1四半期)に9.1%のリターンをあげた。これは過去3番目に高い運用成績で、金額にして7380億クローナ(約9兆4200億円)に上る。同ファンドは昨年後半の相場下落を利用し、資産ポートフォリオを積み上げた。
資産1兆ドル(約111兆円)規模のノルウェー政府系ファンド(SWF)は、今年1ー3月(第1四半期)に9.1%のリターンをあげた。これは過去3番目に高い運用成績で、金額にして7380億クローナ(約9兆4200億円)に上る。同ファンドは昨年後半の相場下落を利用し、資産ポートフォリオを積み上げた。
株式資産は12.2%の上昇、債券および不動産投資のリターンはそれぞれ2.9%と1.7%だった。
Norway's Comeback
Giant fund posts third best return in history
Source: Norges Bank Investment Management
Note: Quarterly returns
資産ポートフォリオの内訳は69.2%が証券、債券が28%、不動産が2.8%。
四半期として史上3番目に高いリターンを記録し、クローネベースで過去最高の利益を計上した第1四半期について、イングベ・スリングスタッド最高経営責任者(CEO)は「例外的」だと評価。同CEOは昨年11月から今年1月に約300億ドル相当の株式購入を指揮した。
スリングスタッドCEOはオスロでの記者会見後にインタビューに応じ、「第1四半期の最も重要な変化は恐らく米金融当局が発した新たなシグナルだろう。これが相場を大きく動かした」と述べた。
同ファンドは今年に入り、不動産価格が過去最高水準に迫るなかで投資に適した物件を見いだすのが困難になったとして、積極的な不動産投資を控えると発表した。だがスリングスタッド氏は、不動産投資の実質リターンが3%を上回るのであれば引き続き「重要な投資分野」になると述べた。
同氏は「8都市では安心して運用できることが分かった」と話し、「ベルリンや東京では時間をかけて資産を増やしていきたい」と意欲を示した。
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。