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概要:ソフトバンクグループ<9984.T>がスマートフォンを利用した決済機器を提供するメキシコのクリップに対し、今年に入って約2000万ドルの投資を行っていたことが関係筋の話で明らかになった。 クリップは2012年創業。スマホに付けて利用するクレジットカード読み取り機を提供する。メキシコではカフェなどの店舗のほか、屋台などの経営者の間で低コストの決済方法としてこうした機器が広く利用されている。
[メキシコ市/サンフランシスコ 6日 ロイター] - ソフトバンクグループ(9984.T)がスマートフォンを利用した決済機器を提供するメキシコのクリップに対し、今年に入って約2000万ドルの投資を行っていたことが関係筋の話で明らかになった。
クリップは2012年創業。スマホに付けて利用するクレジットカード読み取り機を提供する。メキシコではカフェなどの店舗のほか、屋台などの経営者の間で低コストの決済方法としてこうした機器が広く利用されている。
関係筋によると、ソフトバンクによる投資は同社が実施した約1億ドルの資金調達の一環だった。資金調達を受けた企業価値は3億5000万─4億ドルとみられている。
クリップはロイターの取材に対し、ソフトバンク、およびニューヨークに本拠を置く投資会社のジェネラル・アトランティックから投資を受けたことをは明らかにしたが、これ以上の詳細については明らかにしなかった。
ソフトバンク・ラテンアメリカのマルセロ・クラウレ最高経営責任者(CEO)はロイターが前月にインタビューした際、クリップに関するコメントを控えていた。
ソフトバンクは3月、中南米に特化した総額50億ドルの「イノベーション・ファンド」の創設を発表。第1弾として宅配アプリサービスを展開するコロンビアのラッピに10億ドルを投資することが前月、明らかになっている。
クリップに対する2000万ドルの投資はソフトバンクによる案件としては小規模。ただアジアや米国とは異なり、中南米のハイテク業界はまだ黎明期にあり、同業界の新興企業の企業価値はまだ低水準にあるため、小規模な投資でも成長が大きく押し上げられる余地がある。メキシコでは新興企業が1億ドル規模の資金を1度に調達するケースはほとんどない。
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