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概要:「超VIP」向け遠征パッケージに13万ドル(約1400万円)出す人もいる。
ほとんどの登山者は、エベレストに登るために6万ドルから6万5000ドルを支払う。
DOMA SHERPA/AFP/Getty Images
5月下旬に少なくとも11人がエベレストで亡くなり、世界最高峰の混雑が極めて深刻な状況になっていることに注目が集まった。
毎年700人以上がエベレストに登り、そのほとんどが好天候のわずかな期間に行われる。
イギリス登山評議会によると、ほとんどの登山者は通常6万ドルから6万5000ドルを支払い、遠征オペレーターを雇う。
なかには「超VIP」向け遠征パッケージに13万ドル(約1400万円)出す人もいる。
登山者は他にもダウンスーツ、寝袋、登山靴、トレッキング用バックパック、ピッケルなどの装備に6000ドルから8000ドルをかける必要がある。
5月下旬に少なくとも11人がエベレストで亡くなり、世界最高峰の混雑が極めて深刻な状況になっていることに注目が集まった。
ワシントン・ポストによると、2019年、エベレストへの登山許可を得た人は381人を記録した。ガイドを含めると登山者数はその倍となる。
エベレスト登山者の多くは、山の状況がベストであるごく短い期間内に、同時に登頂することになる。その結果、生存に必要な酸素が薄くなるエベレストの「デス・ゾーン(death zone)」で渋滞が生まれ、登山者の列ができる。
だが、渋滞をものともせず、世界で最も有名な山に登るために多額の費用を費やす登山者はあとを絶たない。
イギリス登山評議会(The British Mountaineering Council:BMC)によると、ほとんどの登山者は通常6万ドル(約660万円)から6万5000ドル(約710万円)を支払い、民間の遠征オペレーターを雇う。オペレーターは、ガイドと「多くのサポート・クライマー、通常はシェルパ」から構成されている。
場合によっては、10万ドル(約1100万円)以上が支払われることもあると伝えられた。すべては、どれだけ快適に過ごしたいかという登山者の要求次第だ。
登山オペレーター、セブンサミット・トレックス(Seven Summit Treks)の場合、「超VIP」向けエベレスト遠征パッケージは1人13万ドル(約1400万円)。ウェルカム・ディナー、カトマンズの5つ星ホテルでの宿泊、ベースキャンプでの専用ベーカリー&バー、暖かい専用キッチン、シャワー&トイレ用テント、専属カメラマン、食事、飲み放題のお茶とコーヒー、さらには専用のヘリコプターサービスまで含まれている。なお、ネパールまでのフライト費用、必要な装備、クルーへのチップは含まれていない。
ネパールで現地の遠征隊を雇う方が安価だろう。だが、それでも3万5000ドル(約390万円)ほどかかる。
もちろん、装備も必要だ。
エベレスト登頂のスタンダードパッケージを6万5000ドル(約710万円)で提供するマジソン・マウンテニアリング(Madison Mountaineering)のガイド、ギャレット・マジソン(Garrett Madison)氏は、エベレストの頂点に立ちたいのであれば、ダウンスーツ、寝袋、登山靴、トレッキング用バックパック、ピッケルなどの装備に6000ドル(約66万円)から8000ドル(約88万円)をかける必要があると男性向けウェブサイト、マニュアル(The Manual)に語った。
[原文:People are paying up to $130,000 to climb Mount Everest with personal photographers and private bars at base camp]
(翻訳:仲田文子、編集:増田隆幸)
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