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概要:米デル・テクノロジーズは30日の米株式市場時間外取引で下落した。引け後に発表した2-4月(第1四半期)決算で売上高が市場予想を下回った。利益は予想を上回ったものの、サーバー需要の減少が影を落とした。
米デル・テクノロジーズは30日の米株式市場時間外取引で下落した。引け後に発表した2-4月(第1四半期)決算で売上高が市場予想を下回った。利益は予想を上回ったものの、サーバー需要の減少が影を落とした。
発表資料によると、2-4月期売上高は2.6%増の219億ドル(約2兆4000億円)。ブルームバーグが集計したアナリスト予想は223億ドルだった。株価は時間外取引で一時4%強下落し、63.20ドルを付けた。通常取引終値は66.41ドル。昨年12月下旬の株式再上場以降は57%値上がりしていた。
デルのサーバーとネットワーキング製品の需要は2-4月に8.8%減少。1年以上前から2桁の増収率が続いていたデルのインフラストラクチャー部門には急激なマイナス転換となった。
一部項目を除いた1株利益は1.45ドル。アナリスト予想平均は1.20ドルだった。
PC部門の売上高は6.2%増の109億ドル、法人向け販売は13%増えた。デルはPC向けサブスクリプション(定期利用契約)サービスの拡充に取り組んだ。企業が基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10」へのアップグレードでデルから新たにPCを購入していることも追い風。部品価格の下落は、同社全体の売上高の約半分を占めるPC部門の利益率を支えた。
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