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概要:次期英首相を選ぶ保守党党首選は、ジョンソン前外相とハント外相が決選投票に駒を進めた。投票結果は英国だけでなく欧州連合(EU)にとっても重大なかぎを握る。
次期英首相を選ぶ保守党党首選は、ジョンソン前外相とハント外相が決選投票に駒を進めた。投票結果は英国だけでなく欧州連合(EU)にとっても重大なかぎを握る。
保守党は20日、2度にわたり候補者を絞り込む投票を実施した。1度目となる第4回投票ではジャビド内相が脱落。決選投票に進む候補者を決める第5回投票ではゴーブ環境・食料・農村相が落選した一方、ジョンソン氏が160票、ハント氏は77票を得た。
党首選の勝者は英国の政治をがらりと変え、EU離脱を劇的に転換する可能性を持つ。ジョンソン氏は10月31日の期限までに離脱を果たす決意をこれまでに示しており、離脱期限を再度遅らせるくらいなら合意なしの離脱を望むと言明してきた。ただ、ここ数日は言い回しを軟化させ、18日の討論では10月末での離脱を保証することを拒んだ。
ハント氏は秩序立った離脱のためなら離脱期限の延期もいとわない考え。それでもEU離脱の撤回よりは合意なしの離脱を選ぶと言明している。
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