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概要:日銀の雨宮正佳副総裁は1日、鹿児島市内で講演し、今後の金融政策運営について、将来のリスクの顕在化を未然に防ぐために政策対応を行なうことも選択肢と述べ、予防的な追加緩和措置の可能性に言及した。経済・物価の先行きリスクとして海外経済を巡る不確実性を強調し、物価2%目標に向けたモメンタム(勢い)が損なわれる可能性に注意が必要と語った。 日銀は7月30日の金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決めたが、海外経済の動向を中心に経済・物価の下振れリスクが
[鹿児島市 1日 ロイター] - 日銀の雨宮正佳副総裁は1日、鹿児島市内で講演し、今後の金融政策運営について、将来のリスクの顕在化を未然に防ぐために政策対応を行なうことも選択肢と述べ、予防的な追加緩和措置の可能性に言及した。経済・物価の先行きリスクとして海外経済を巡る不確実性を強調し、物価2%目標に向けたモメンタム(勢い)が損なわれる可能性に注意が必要と語った。
日銀は7月30日の金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決めたが、海外経済の動向を中心に経済・物価の下振れリスクが大きいとの認識を示し、物価上昇のモメンタムが「損なわれる恐れが高まる場合には、躊躇(ちゅうちょ)なく、追加的な金融緩和措置を講じる」ことを声明文に明記した。
雨宮副総裁は「リスクを注視しながら、必要があれば、将来のリスクの顕在化を未然に防ぐために、政策対応を行うことも選択肢」とし、声明文における追加緩和への言及は「こうした考えによるものだ」と予防的な対応を意図したものと説明した。
その上で追加緩和手段について、長短金利目標の引き下げ、資産買い入れの拡大、マネタリーベースの拡大ペースの加速などをあらためて挙げ、「様々な対応があるし、様々な手段を組み合わせ、あるいは応用することも考えられる」と指摘。
物価上昇のモメンタムが損なわれるリスクの顕在化を未然に防ぐという点も「十分念頭に置いて、その時々の状況に応じて最も適切な政策対応を行っていく」と強調した。
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