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概要:12日の米株式相場は続落。香港とアルゼンチンの政治的混乱を受けた世界的な債券高でリセッション(景気後退)懸念が強まり、S&P500種株価指数は1%余り下落した。金先物は上昇。
12日の米株式相場は続落。香港とアルゼンチンの政治的混乱を受けた世界的な債券高でリセッション(景気後退)懸念が強まり、S&P500種株価指数は1%余り下落した。金先物は上昇。
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先週の貿易問題の緊迫化を受けた債券高がこの日は加速した一方、S&P500種は過去最高値を5%近く下回る水準となった。香港の国際空港はデモの影響で運休に追い込まれ、中国当局は事態を「重大局面」だと警告。高リスク資産への売り圧力が強まった。アルゼンチンでは大統領予備選の結果が市場に衝撃を与え、通貨ペソや株式が急落した。
S&P500種株価指数は前週末比1.2%安の2883.09。ダウ工業株30種平均は389.73ドル(1.5%)安の25897.71ドル。ナスダック総合指数は1.2%低下。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.65%。
TDアメリトレードのチーフマーケットストラテジスト、ジョー・キナハン氏は「本日は経済指標や決算発表の予定が非常に薄く、週内には重要な企業決算が待ち構えているという日だ。ただ現在の売りには真の弾力性が備わっていないようだ」と指摘。「債券への逃避はイールドカーブをフラット化させるだけに、より心配な側面だ」と話した。
米国債市場は大きくブルフラット化。30年債利回りは一時2.118%と、年初来最低に達した。10年債利回りは今月7日の日中に付けた年初来最低水準(1.593%)に近づいた。
ニューヨーク原油先物相場は続伸。サウジアラビアの国営石油会社、サウジアラムコの決算で設備投資が減少していたことが明らかになり、供給が引き締まるとの観測が広がった。9月に予定されている米中貿易協議が中止になる可能性があるとのトランプ大統領発言や、米国による欧州産ガソリンの輸入減を伝える統計も材料視された。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物9月限は43セント(0.8%)高の1バレル=54.93ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント10月限は4セント高の58.57ドル。
ニューヨーク金先物相場は反発。香港で続く大規模デモや米中貿易摩擦を背景に、世界経済の成長と為替の相場不安定に対する懸念が高まり、6年ぶり高値近くでの取引となった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.6%高の1オンス=1517.20ドル。
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