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概要:19日の米株式市場ではS&P500種株価指数がほぼ変わらず。過去最高値に届くには材料不足だった。複数の中央銀行が政策会合の結果を発表し、ドルは下げ、米国債は堅調な展開となった。
A Wall Street sign hangs in front of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York.
Photographer: Victor J. Blue/Bloomberg
Photographer: Victor J. Blue/Bloomberg
19日の米株式市場ではS&P500種株価指数がほぼ変わらず。過去最高値に届くには材料不足だった。複数の中央銀行が政策会合の結果を発表し、ドルは下げ、米国債は堅調な展開となった。
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S&P500種は午後に失速したものの、なお過去最高値まで1%以内。ソフトウエア銘柄が買われた一方、自動車株が売られた。貿易に関するクドロー国家経済会議(NEC)委員長の明るい発言を好感した後は、中国に対する大幅な追加関税に関するトランプ政権アドバイザーの発言が香港の英字紙で報じられ、上昇分をほぼ失った。
S&P500種株価指数は前日比ほぼ変わらずの3006.79。ダウ工業株30種平均は52.29ドル(0.2%)安い27094.79ドル。ナスダック総合指数は0.1%上昇。10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 下げて1.79%。
原油価格はほぼ変わらず。一時の上げをほぼ消した。サウジアラビアの石油施設攻撃に起因する目先の供給不安はくすぶるものの、潤沢な在庫が相場の重しとして意識された。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物10月限は2セント(0.1%未満)高い1バレル=58.13ドル。ロンドンICEの北海ブレント11月限は80セント高の64.40ドルで終了。
ニューヨーク金スポット相場は1カ月ぶり安値から持ち直した。米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーの金利見通しが割れていたことより、景気減速見通しや根強い貿易戦争にあらためて注目する向きが多かった。ニューヨーク時間午後1時54分現在、スポットは0.5%高の1オンス=1501.83ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は9.60ドル(0.6%)安の1506.20ドルで終了した。
前日のFOMCに続いて、この日は多数の中央銀行が政策決定を発表。経済協力開発機構(OECD)は貿易摩擦の激化が信頼感を下げているとして、世界の経済成長予測を下方修正した。米中の貿易交渉は次官級協議が行われており、投資家の関心は引き続き協議の行方に向けられている。
米国債相場は前日のFOMC後に下げた分の大半を取り戻した格好。年限を問わず広く買いが入った。特に目立った買い材料はなく、スワップスプレッドの縮小が続いた。
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