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概要:ロシアは12日、新型コロナウイルス感染者数が増加している事態を受け、拡大抑制のため、4月19日に祝われるロシア正教会の復活祭の礼拝を規制すると発表した。教会は、モスクワ市内および近隣の教会に、復活祭前の聖週間は集団の入堂を受け付けないよう指示した。 この日の新たな感染確認は2186人で、1日としては最大となった。 ロシアでは、モスクワおよび他の多くの地域で約2週間にわたってロックダウン(封鎖)が行われているが、12日時点で確認
[モスクワ 12日 ロイター] - ロシアは12日、新型コロナウイルス感染者数が増加している事態を受け、拡大抑制のため、4月19日に祝われるロシア正教会の復活祭の礼拝を規制すると発表した。教会は、モスクワ市内および近隣の教会に、復活祭前の聖週間は集団の入堂を受け付けないよう指示した。
この日の新たな感染確認は2186人で、1日としては最大となった。
ロシアでは、モスクワおよび他の多くの地域で約2週間にわたってロックダウン(封鎖)が行われているが、12日時点で確認されている感染者の累計は1万5770人、死者は130人となっている。
モスクワ当局はまた、食糧・医薬品の買い出しや治療、犬の散歩、ごみ捨てなどの目的以外で外出する行為を禁止した。
コロナ危機センターによると、モスクワ市は11日、違反者を対象に罰金を設定した。
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