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概要:14午前の東京株式市場で、ソフトバンクグループ<9984.T>がプラス圏に浮上した。同社は13日、20年3月期の当期損益が7500億円の赤字、営業損益見通しも1兆3500億円の赤字となる見通しだと発表。一時4.16%安となったが、その後はプラス転換し2%超高での推移となっている。 市場からは「ソフトバンクグループは全体相場の影響を受けやすい銘柄。赤字見通しはネガティブ材料ではあるが、日経平均は反発していることから、連動する形で買われ
[東京 14日 ロイター] - 14午前の東京株式市場で、ソフトバンクグループ(9984.T)がプラス圏に浮上した。同社は13日、20年3月期の当期損益が7500億円の赤字、営業損益見通しも1兆3500億円の赤字となる見通しだと発表。一時4.16%安となったが、その後はプラス転換し2%超高での推移となっている。
市場からは「ソフトバンクグループは全体相場の影響を受けやすい銘柄。赤字見通しはネガティブ材料ではあるが、日経平均は反発していることから、連動する形で買われているのではないか」(eワラント証券株式会社、投資情報室長の多田幸大氏)との声が出ていた。
「このところ日経平均が粘っていたのは、ソフトバンクグループの資産売却が好感され買われていたため。ただ、4.5兆円の資産売却は容易ではないため、過大評価されているようにもみえる」(同)という。
同社は3月23日に自己株取得と負債削減のために最大4.5兆円の保有資産売却・資金化を決定したと発表。同社の財務改善は今後も引き続き注目すべきポイントという。
*内容を更新しました。
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