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概要:14日の米国株式相場は大幅反発。新型コロナウイルスの感染拡大ペースが失速している兆しがいくらか出てきた。米企業の決算発表シーズンが始まり、市場の関心を集めている。
14日の米国株式相場は大幅反発。新型コロナウイルスの感染拡大ペースが失速している兆しがいくらか出てきた。米企業の決算発表シーズンが始まり、市場の関心を集めている。
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S&P500種株価指数は1カ月ぶり高値に急伸。大型ハイテク株が買われ、ナスダック100種株価指数は50日と100日、200日の移動平均線をすべて上抜けた。ヘルスケア製品大手ジョンソン・エンド・ジョンソンは急伸。四半期増収と増配が好感された。銀行大手のJPモルガン・チェースとウェルズ・ファーゴはそろって下落。いずれも貸倒損失に備えて多額を引き当てた。米国債相場は上昇し、ドルは主要通貨に対して下落。原油は急落した。
ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種が前日比3.1%高い2846.06。ダウ工業株30種平均は558.99ドル(2.4%)上昇し23949.76ドル。ナスダック総合指数は4%上昇した。
米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長は、トランプ大統領が数日内に経済活動の再開に関し「重大な発表」を計画しているとFOXビジネスで述べた。一方、米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は、経済活動を5月1日に再開させるという目標は国内の大半の地域にとって「やや楽観的過ぎる」との認識を示した。AP通信が伝えた。
外国為替市場では、ドルが2週間ぶりの低水準を付け、カナダ・ドル以外のすべての主要通貨に対して下げた。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は、0.5%下落。対円では一時0.7%下げて106円98銭。4月1日以来の安値を付けた後、ニューヨーク時間午後4時過ぎでは107円15銭。この日は米国債利回りにほぼ連動した動きだった。ユーロは対ドルで一時0.7%高の1ユーロ=1.0985ドル。欧州でのウイルス懸念が緩和に向かっているとの兆候を材料に、ショートカバーが入った。
米国債相場は前日のレンジ内で、総じて堅調。午後の取引では長期債を中心に利回りがこの日の低水準から幾分か戻し、イールドカーブがスティープ化した。10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 下げて0.75%。
ニューヨーク原油先物相場は3日続落。主要産油国が減産で合意したものの、需要急減や大幅な供給過剰でその効果はほとんどなく、売りが膨らんだ。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物5月限は2.30ドル(10.3%)安の1バレル=20.11ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント6月限は2.14ドル安の29.60ドル。
ニューヨーク金先物相場は4日続伸。逃避目的の買いが膨らみ、約7年ぶりの高値を付けた。新型コロナのパンデミック(世界的大流行)が世界経済に深刻な影響を及ぼし、企業収益を圧迫するとの懸念が高まった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は0.4%高の1オンス=1768.90ドルで終了。一時は1788.80ドルと、中心限月としては2012年10月以来の高値を付け、節目の1800ドルに近づいた。
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