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概要:欧州中央銀行(ECB)は新型コロナウイルス危機の中でユーロ圏経済を支えるために必要に応じて追加措置を取ると、ビルロワドガロー・フランス中銀総裁とデギンドス副総裁が語った。
欧州中央銀行(ECB)は新型コロナウイルス危機の中でユーロ圏経済を支えるために必要に応じて追加措置を取ると、ビルロワドガロー・フランス中銀総裁とデギンドス副総裁が語った。
ECBはここ数週間に、1兆ユーロ(約117兆円)超の債券購入を含め大規模な支援措置を打ち出してきたが、市場の緊張は高まりつつあり、2%弱のインフレ率目標を達成する見通しも立たない。
ECB政策委員会メンバーのビルロワドガロー氏は仏紙ジュルナル・デュ・ディマンシュ(JDD)とのインタビューで、「われわれは既に多くのことをした」が、「物価安定の使命を果たすために追加の措置が必要ならば、別途それを行うだろう」と語った。
デギンドス副総裁はポルトガルの週刊紙エスプレッソとのインタビューで、「ECBは今後の展開と市場の緊張に、予断を持たず対応する」と述べた。
ECBが危機に柔軟に対応することを示唆した発言は投資家を安心させるのに役立つかもしれない。先週は市場の緊張が再燃し、イタリアとスペイン債のドイツ債とのスプレッドが拡大していた。
デギンドス氏は「警戒を続ける」とし、「ECBにはパンデミック購入プログラム(PEPP)という新たな手段があり、購入する資産やその時期について柔軟にこれを活用することができる」と述べた。
「経済が2020年後半に回復することや、21年に今年の落ち込みを取り返すことは難しいだろう」とした上で、ECBは新型コロナ危機が債務危機に発展するのを防ぐことを主眼とすると説明した。
ビルロワドガロー氏は「誰もこの危機を想像もしなかった。その形態において全く前例がなく、これまでの危機よりも深刻だ」と述べた。
両氏とも、金融政策を補完する財政政策を強化するよう政府に呼び掛けた。欧州連合(EU)首脳は23日に、新型コロナ対応を巡るテレビ会議を行う。
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