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概要:米航空会社ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスは、公募増資で10億ドル(約1080億円)超を調達することを目指している。旅行需要の急減を乗り切るために資本増強の取り組みを推進する。
米航空会社ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスは、公募増資で10億ドル(約1080億円)超を調達することを目指している。旅行需要の急減を乗り切るために資本増強の取り組みを推進する。
ユナイテッドの21日の発表資料によると、発行株数は3925万株で、引き受け幹事に393万株を追加購入するオプションが付与される。発行価格は22日の取引開始前に25.95-26.50ドルのレンジで決定される見通しだと、事情に詳しい関係者1人が明らかにした。これは直近の終値を最大6.9%下回る水準。
今回の公募増資は米主要航空会社としては新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)中で初となる。政府が500億ドルの支援金と融資の提供を進めているにもかかわらず、航空会社が追加資金調達に取り組む状況を浮き彫りにしている。新型コロナと政府の渡航制限のため、米国で乗客数は約95%減少している。
モルガン・スタンレーとバークレイズが幹事を務める。
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