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概要:ロシアは5月の産油量を2─3月の水準から19%削減し、日量850万バレルとする。インタファクス通信が石油大手ルクオイル<LKOH.MM>のIR(投資家向け広報活動)責任者の話として報じた。 ルクオイルのIR責任者、アレクサンドル・パリボダ氏は、ルクオイルは5月の国内産油量を2月の水準から日量30万バレル削減する必要があると述べた。 石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプ
[モスクワ 27日 ロイター] - ロシアは5月の産油量を2─3月の水準から19%削減し、日量850万バレルとする。インタファクス通信が石油大手ルクオイル(LKOH.MM)のIR(投資家向け広報活動)責任者の話として報じた。
ルクオイルのIR責任者、アレクサンドル・パリボダ氏は、ルクオイルは5月の国内産油量を2月の水準から日量30万バレル削減する必要があると述べた。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」は今月、原油市場の安定化に向け5─6月に日量970万バレルの減産を実施することで合意。米国、ノルウェー、カナダなどの他の産油国も協調減産に参加するとみられており、合計の減産幅は日量2000万バレルと、世界的な産油量の約20%に達する可能性がある。
ロイターは今月に入り、ロシアのエネルギー省が国内の石油会社に対し、産油量を2月平均から約20%削減するよう要請したと報じている。この規模の減産が実施されればロシアは合意された減産を達成できる。
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