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概要:米大手金融機関のバンク・オブ・アメリカ(BofA)やモルガン・スタンレーなどは、数カ月ぶりの急ペースで企業買収向けのレバレッジドローン債権の売却に動いている。市場が落ち着きを取り戻している今を好機と捉え、新型コロナウイルス感染拡大の前に蓄積されたリスクを減らす狙いと受け止められている。
米大手金融機関のバンク・オブ・アメリカ(BofA)やモルガン・スタンレーなどは、数カ月ぶりの急ペースで企業買収向けのレバレッジドローン債権の売却に動いている。市場が落ち着きを取り戻している今を好機と捉え、新型コロナウイルス感染拡大の前に蓄積されたリスクを減らす狙いと受け止められている。
ブルームバーグがまとめたデータによれば、両社を含む引受金融機関が今月これまでにオファーを開始したジャンク級(投機的水準)のシンジケートローン債権は約53億1000万ドル(約5700億円)相当と、単月ベースで2月以来の高水準となっている。
市場のセンチメントが再び悪化した場合にこのようなローン債権がバランスシートに何カ月も塩漬けとなるような一層懸念すべき事態を避けようと、手数料収入が減ることも厭(いと)わないケースが幾つかあると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
公に話す権限がないとして匿名で語った関係者によれば、一部のオファーに投資家の強い引き合いがあることを追い風として、引受金融機関は自社のエクスポージャーをさらに減らそうと、向こう数週間に一段と大きな案件のオファーに動く可能性があるという。
こうしたローン債権は額面1ドル当たり4セントないし5セントのディスカウントでの売却となっているが、一部の金融機関はそれでも上出来と受け止めている。特に3月には額面1ドル当たり平均で76セント程度で取引され、より大きなディスカウントを余儀なくされていたのと比較すれば、大きな成果と言えそうだ。
BofAとモルガン・スタンレーの担当者はいずれもコメントを控えた。
M&A Hit
Loans backing acquisitions and LBOs see larger discounts
Source: Bloomberg
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