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概要:8日の日本株市場は、米株安の流れを受けて不安定な相場展開が続きそうである。 7日の米国市場はNYダウが797ドル安だった。 原油価格の高騰でインフレ高進や景気後退への懸念が強まったことから売り優勢の展
8日の日本株市場は、米株安の流れを受けて不安定な相場展開が続きそうである。
7日の米国市場はNYダウが797ドル安だった。
原油価格の高騰でインフレ高進や景気後退への懸念が強まったことから売り優勢の展開。
また、ロシアとウクライナの3回目の停戦交渉で進展がなかったほか、議会超党派がロシア産原油・エネルギー製品の輸入禁止と、同国およびベラルーシとの通常の貿易関係を解消する内容を盛り込む法案で合意したとの報道で引けにかけて下げ幅を拡大した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比180円安の25030円。
円相場は1ドル115円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まることになりそうだ。
原油高騰による海外株安については、日本株市場が昨日の段階でいち早く影響を受けていたことから、NYダウが今年最大の下落幅・下落率となったものの、影響は限られそうである。
ただし、日経225先物はナイトセッションで一時節目の25000円を割り込む場面も見られたことから、25000円割れは意識されやすいところであろう。
25000円割れ後の底堅さを見極めつつ、底堅さが意識される局面においては、25000円を目先底とした自律反発狙いの動きも短期的には入ってくる可能性はありそうだ。
ただし、ウクライナ情勢の緊迫化のなか、ロシアに対する米欧の制裁強化によってインフレ加速は消費減退といった影響も警戒されているなか、先行きに対する慎重姿勢は崩せないだろう。
短期的なリバウンド狙いとしても早めの利益確定といったトレードが中心になりやすく、全体としては先行きの波乱を想定したヘッジ対応の動きが中心になりやすい。
また、先物市場ではナイトセッションで25000円割れ後に25500円を回復する場面が見られたものの、引けにかけて25000円水準まで軟化している。
ナイトセッションだけで500円幅の乱高下を見せているボラティリティの高い状況のなか、ヘッジ対応によって一方向に加速しやすい点には注意する必要がありそうだ。
物色の流れとしてはインフレ懸念から内需系へも向かいづらくさせており、影響を受けづらいIT系の銘柄などでの短期的な値幅取り狙いの動きに。
また、個別に材料の出ている銘柄のほか、テーマ性のある銘柄などによる短期売買が中心になりそうだ。
また、3月決算期末を意識した配当志向の物色もそろそろ意識されてくる可能性はあるだろう。
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