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概要:[東京 6日 ロイター] - JFEホールディングスは6日、2023年3月期の業績見通し(国際会計基準)を未定とした。単独の粗鋼生産量はほぼ横ばいを見込むが、ウクライナ情勢で需要や原材料価格の行方が不
[東京 6日 ロイター] - JFEホールディングスは6日、2023年3月期の業績見通し(国際会計基準)を未定とした。単独の粗鋼生産量はほぼ横ばいを見込むが、ウクライナ情勢で需要や原材料価格の行方が不透明なことから、業績予想は合理的な算定が難しいとした。
IBESがまとめたアナリスト9人のコンセンサス予想は、連結純利益が1616億円となっている。
23年3月期の単独の粗鋼生産量は2600万程度で、前年の2588万トンを若干上回る見通し。下期に1カ所、高炉の改修を計画している。
寺畑雅史副社長は決算会見で、足元の高炉はフル稼働に近いとしつつ、ロシアのウクライナ侵攻による世界経済の停滞懸念に慎重な見方を示した。円安が日本経済に与える影響についても注意していくとした。
中国が実施している厳格な新型コロナウイルス規制の影響は、商社事業でトラックの手配が難しくなるなど物流面の混乱が出ているものの、鉄鋼事業は在庫が少し増加するだけにとどまっているという。
コスト増に対しては値上げを進める。鉄鉱石、原料炭などの主原料価格の上昇を反映し、1トン当たり2万円、合鉄金や輸送費など主原料以外でも1万円ほど値上げする方針で、4月分から顧客と交渉中だとした。
この日発表した22年3月期実績は、連結純損益が2880億円の黒字(前期は218億円の赤字)に転換した。本業のもうけを示す事業損益も4164億円の黒字(前期は129億円の赤字)となった。
鉄鋼事業で値上げが奏功、鋼材市況の上昇や販売数量の増加で原材料高によるコスト増を吸収した。エンジニアリングなど他事業も寄与した。
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