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英チェルシー、ボーリー氏とクリアレイクが買収へ－合意6900億円規模
概要：米資産運用会社グッゲンハイム・パートナーズの元社長トッド・ボーリー氏とプライベートエクイティー（ＰＥ、未公開株）投資会社クリアレイク・キャピタル・グループは、サッカーのイングランド・プレミアリーグの強豪チェルシーを買収することで合意した。同リーグで米国勢の出資を受ける10番目のチームとなる。
米資産運用会社グッゲンハイム・パートナーズの元社長トッド・ボーリー氏とプライベートエクイティー（ＰＥ、未公開株）投資会社クリアレイク・キャピタル・グループは、サッカーのイングランド・プレミアリーグの強豪チェルシーを買収することで合意した。同リーグで米国勢の出資を受ける10番目のチームとなる。
チェルシーの６日の発表文によると、合意は42億5000万ポンド（約6900億円）規模で、内訳は25億ポンドがチェルシー株取得、17億5000万ポンドがチェルシー支援のための追加投資。発表文ではブルームバーグ・ニュースなどの先の報道内容が確認された。
買収は英政府の承認が必要になる。英政府はロシアのウクライナ侵攻を受け、チェルシーの現在のオーナーであるロシアの富豪ロマン・アブラモビッチ氏に３月に制裁を科している。ボーリー氏の連合も、オーナーと幹部に関するプレミアリーグの規則の順守が求められる。
発表文によると、チェルシーの売却収入は慈善事業への全額寄付を意図して、凍結されたアブラモビッチ氏の英国の銀行口座に入金される予定。その口座から売却収入を送金するには政府の承認が必要になる。売却手続きは５月下旬に完了する見込み。
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