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概要:11日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感の強い相場展開になりそうだ。 8日の米国市場はNYダウが46ドル安の一方で、ナスダックは小幅に上昇した。 6月の雇用統計が労働市場の強さを証明し、7月連
11日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感の強い相場展開になりそうだ。
8日の米国市場はNYダウが46ドル安の一方で、ナスダックは小幅に上昇した。
6月の雇用統計が労働市場の強さを証明し、7月連邦公開市場委員会(FOMC)で2会合連続の0.75%の利上げを織り込む金利上昇を警戒した流れから売り先行で始まった。
ただし、売り一巡後は景気後退を回避できるとの楽観的な見通しで買い意欲も強く、NYダウは一時上昇に転じる場面も見られた。
ハイテク株の一角が買われ、ナスダックは小幅ながら5営業日続伸。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比165円高の26775円。
円相場は1ドル136円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになろう。
日経225先物は先週末のランチタイムで急落する場面も見られたが、ナイトセッションでは日中高値水準まで買い直されており、需給調整は一巡していると見られる。
25日線を回復して終えていることもあり、75日線及び節目の27000円を意識した動きが見込まれそうである。
また、今週は13日に6月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えているため、波乱展開を警戒した買い手控えの動きもありそうだが、米国ではハイテク株のリスクを取る動きが見られてきており、テクノロジー業界の減速懸念が後退している。
VIX指数は24.64に低下し、終値ベースでは6月8日以来の25.00を下回ってきたことから、リスク選好に向かわせやすい面もあるだろう。
そのため、東京市場においても買い一巡後はこう着感が強まるものの、底堅さは意識されやすく、押し目買い意欲は次第に強まってくると見ておきたい。
日経平均は26723円辺りに位置する25日線を支持線に変えてくるようだと、先物同様、75日線が位置する26954円辺りや27000円を狙った動きに向かわせよう。
また、6月28日につけた戻り
高値27062円を捉えてくるようだと、ショートカバーの動きが強まる可能性はありそうだ。
物色としては参議院選挙で自民党は単独で改選過半数の63議席を獲得することが確実になり、改めて政策期待が高まりやすい。
政策に絡んだテーマ株には個人主体の値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。
また、米国市場の流れを受けて、ハイテク株を見直す動きが見込まれるほか、ナスダックの順調なリバウンド基調を背景に、中小型株を見直す動きにも期待したいところである。
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