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概要:円が売られやすいニュースや指標が出ているのに円売り相場ではない理由とは?
ドル(橙)、ユーロ(赤)、円(水色)、豪ドル(青)
前々日の15日は中国の減速や、米国議員団の訪台を受けた中国の軍事演習があり、リスクオフの展開となりました。
一転して、NY市場からはリスクオンの展開となり、日米欧株式市場は急騰し、ドル円も大きく上昇しています。
また、一連を流れでは、豪ドルと円が綺麗な逆相関で動いていることにも注目です。
各通貨の上昇局面で、円は売られやすい状況となっています
東京市場は豪ドル買い・円売り
欧州市場はドル買い・円売り
NY市場はポンド買い・円売り
17日の東京市場は前日NY市場の流れを引き継ぎ、リスクオンの円売り流れが継続します。
➊豪準備銀行(RBA)議事要旨を前に、局所的な円買い・豪ドル売りが観測されましたが、発表後は豪ドル買い・円売りとなり、ドル円も上昇しました。
16日の高値を超えると急伸し、ピボットR1の位置する133.77円まで上昇ています。
10時30分、豪準備銀行(RBA)議事要旨は、追加利上げが示唆しましたが
「今後のデータと市場の見通しの評価によって決定する」
「事前に設定された道筋はない」
と述べました。
欧州市場ではドル買い・円売りとなり、ドル円は急伸します。
❷みずほ銀行のマイナス金利適用のニュースが報道されると円売りが加速し、戻りをつけることなくNY市場オープンまで上値を広げました。
17時頃、みずほ銀行は、マイナス金利が適用される、日本銀行当座預金の「政策金利残高」に約9000億円を預け入れたことが分かりました。
マイナス金利適用で生じる負担は7000万円程度となりますが、マイナス金利の負担分を預金者に転嫁する可能性はないとの事です。
18時00分、ドイツのZEW期待指数は予想値を下回る結果となりました。
エネルギーコストの上昇が重しとなっており、ドイツのリセッション懸念が高まる結果となりました。
しかし、市場の反応は限定的となっています。
NY市場は、ポンド買い・円売りとなりました。
ドル円は、オープン直後は欧州市場の流れを引き継ぎ、上値を広げる展開となりましたが、その後は一服し、高値圏で膠着状態となっています。
❹21時30分、米7月住宅着工件数は前月比-9.6%の144.6万戸となり、先月の159.9万戸から大きく減少しました。
1年半ぶりの低水準となっており、住宅ローン金利と建設資材価格の上昇が主因となっています。
この発表を受け、ドルは下落しています。
時間 | イベント |
---|---|
8:50 | 日本 7月貿易統計 |
11:00 | NZ RBNZ政策金利発表 |
12:00 | NZ オアRBZD総裁の発言 |
15:00 | 英国 7月消費者物価指数(CPI) |
21:30 | 米国 7月小売売上高 |
22:30 | 米国 ボウマンFRB理事の発言 |
27:00 | 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨 |
27:20 | 米国 ボウマンFRB理事の発言 |
本日は以下のテクニカルを中心に分析していきます
・RSIで見る相関関係
ドル円4時間足
RSI(28)は各通貨のトレンドを見るために使用します。
緑色が濃いほど上昇圧力が強く、赤色が濃いほど下降圧力が強いことを示します。
※RSIが過熱感を示せば色が濃くなっていきます
ドル円は薄い緑色なので「弱い」上昇相場
ユーロドルは薄い赤色なので「弱い」下落相場
ユーロは弱い緑色なので「弱い」上昇相場
ファンダメンタルズ分析では「対円で売られやすい状況」と書きましたが、RSI分析で見ると、相場全体の円売り圧力は「弱い」ことが分かります。
丸印で示したポイントは「強い円買い圧力」が発生したポイントです。
このように、『強い円買い』『強い円売り』が発生した場合、全通貨同一方向の値動きとなり、過熱感(濃い赤、濃い緑)が発生します。
各通貨のニュース、指標では円売りが選択さていますが、あくまで個別に売られているため、強い円売り相場というわけではありません。
アクション | 価格 |
---|---|
エントリーポイント(逆指値) | 94.474 |
利益確定ポイント(T/P) | 95.063 |
建値ストップ移動ポイント | 94.643 |
損切りポイント(S/L) | 94.08 |
本日はオージー円で売買方針を示していきます。
豪ドル円30分足
上値を節目で抑えられていますが、高値圏でレンジを形成していますので、高値ブレイクを狙います。
本日はRBNZ政策金利(NZ指標)がありますので、発表後の値動きを狙います。
成り行きで買いたい形状ですが、指標後に値動きを待ってからトレードするのが良いと思います。
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