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米国株見通し：下げ渋りか、中国の利下げを材料視
概要：（13時50分現在）S&P500先物 4,211.20（-17.3）ナスダック100先物 13,180.80（-62.1）米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は弱含み、NYダウ先物は
（13時50分現在）
S&P500先物 4,211.20（-17.3）
ナスダック100先物 13,180.80（-62.1）
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は弱含み、NYダウ先物は130ドル安。
金利先高観は継続し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
19日の主要3指数は反落。
序盤から売り優勢となり、ダウは292ドル安の33706ドルで取引を終えた。
上昇基調が続いていたため利益確定売りが出やすい地合いとなった。
そうしたなか、バーキン・リッチモンド連銀総裁は講演でインフレ高進の抑制に前向きな姿勢を示し、政策運営の過程ではリセッションを引き起こす可能性に言及。
それを受け長期金利は上昇基調を強め、ハイテク関連を中心とした売りが指数を押し下げた。
本日は下げ渋りか。
前週末に続き調整の売りが先行し、弱気ムードが広がる可能性があろう。
また、9月20-21日開催の次回連邦公開市場委員会（FOMC）の利上げ幅について連邦準備制度理事会（FRB）当局者の見解は強弱分かれ、引き締め観測を背景に長期金利が上昇基調を維持すれば株売りは継続。
ただ、当局者の一部は一段の引き締めに慎重とみられ、過度な警戒を抑制。
一方、中国の利下げが材料視されれば、買戻しの可能性もあろう。
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