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米国株見通し：下げ渋りか、引き締め加速も自律反発狙い
概要：（13時50分現在）S&P500先物 3,591.40（-21.0）ナスダック100先物 10,866.10（-60.9）米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物15
（13時50分現在）
S&P500先物 3,591.40（-21.0）
ナスダック100先物 10,866.10（-60.9）
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物150ドル安。
米長期金利は先高観が続き、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
10日の主要3指数は続落。
取引後半は持ち直す場面もあったが、ダウはプラスを維持できず93ドル安の29202ドルと4日連続で値を下げた。
前週末の堅調な雇用統計を受け、連邦準備制度理事会（FRB）による引き締め加速への思惑から売りが先行。
特に、長期金利の上昇を背景にハイテク関連が売られ、指数を押し下げた。
一方で、前週から売りが続いたため、割安感の生じた消費関連などの主力銘柄が買い戻され相場を支えた。
本日は下げ渋りか。
次の材料として注目される13日発表の消費者物価指数（CPI）は前月から伸びが鈍化する見通し。
ただ、インフレ高進に変わりはなく、次回11月の連邦公開市場委員会（FOMC）では0.75％の大幅利上げ継続が観測される。
そのため金利の低下は見込めず、相場への下押し圧力が続くだろう。
国際通貨基金（IMF）が世界経済見通しで下方修正すれば売り材料に。
ただ、自律反発狙いの買いが期待され、大幅安を回避しよう。
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