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概要:[コロンボ 9日 ロイター] - スリランカ中央銀行のウィーラシンハ総裁は9日、債務再編戦略を4月に発表する方針を示した。国際通貨基金(IMF)の審査完了に先立ち、商業債権者との交渉を急ぐ。 同国は
[コロンボ 9日 ロイター] - スリランカ中央銀行のウィーラシンハ総裁は9日、債務再編戦略を4月に発表する方針を示した。国際通貨基金(IMF)の審査完了に先立ち、商業債権者との交渉を急ぐ。
同国は20日にIMFから29億ドル規模の4年間にわたる救済措置を受ける承認が得られる見通しとなった。
総裁はロイターに「スタッフレベルの合意が公表されれば、われわれの債務再編への取り組みと、長期的な債務の持続可能性を回復するための中期的な債務目標が明らかになる」と発言。
「このため4月中にどのような形でそうした中長期的な(債務)目標を達成するかを発表する。これが次のステップだ」と述べた。
総裁は商業債権者との交渉を急ぐ方針を表明。商業債権者と協議した上で債務再編戦略を発表し、その後、債務再編条件を最終決定する。
「今後6カ月前後での最終決定を目指す。したがって(IMFの)次の審査が完了する前になる」と述べた。
同国はIMFとの合意に基づき、10年間で債務の持続可能性を回復する必要がある。IMFは10年間で債務水準を減らすためのロードマップを提供するという。
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