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概要:クレディ・スイス・グループは2022年の年次報告書と報酬詳細の公表を延期した。発表直前に米証券取引委員会(SEC)から過去の提出資料に関する技術的な問い合わせを受けたためだという。
クレディ・スイス・グループは2022年の年次報告書と報酬詳細の公表を延期した。発表直前に米証券取引委員会(SEC)から過去の提出資料に関する技術的な問い合わせを受けたためだという。
クレディ・スイスは9日午前に年次報告書を公表する予定だったが、8日夕にSECから連絡を受けたと明らかにした。SECは2019、20会計年度に関するキャッシュフロー計算書に同行が加えた修正および関連のコントロールについてコメントと質問をしたという。
同行は2月9日に発表済みの22年決算について確認し、SECの技術的問い合わせの影響は受けないと説明した。他の規制当局の関与もないと、投資家向け広報責任者のキナー・ラクハニ氏が記者団との電話会談で述べた。
年次報告書を発表する時期については明らかにせず、経営陣は、規制当局の要請の内容をよりよく理解できるまで「短期的に延期することが賢明だ」と考えていると同行は説明した。
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