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概要:[東京 9日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比178円96銭高の2万8623円15銭と、5日続伸した。半導体関連株が堅調に推移したほか、中国人旅行者の回復期待からインバウンド(訪日
[東京 9日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比178円96銭高の2万8623円15銭と、5日続伸した。半導体関連株が堅調に推移したほか、中国人旅行者の回復期待からインバウンド(訪日客)関連もしっかりだった。日経平均は終値ベースで2022年8月以来、半年ぶり高値となった。TOPIXは21年9月以来、1年5カ月ぶり高値を付けた。
日経平均は203円高でスタート。寄り付き後も上げ幅を広げ、一時290円高の2万8734円79銭まで上昇した。中国景気の回復で日本経済は支えられるとの思惑で、幅広い業種で買いが優勢となった。
物色動向としては、百貨店株などインバウンド株がしっかりで、「中国人の訪日客増加への期待や円安基調が支援材料」(国内証券・ストラテジスト)との指摘があった。
ただ、買いが一巡すると日経平均は次第に伸び悩み、後場は小動きの展開が続いた。短期間で大幅上昇したため、過熱感が意識されたとの見方もあった。
下押し圧力がかかる米株を横目に、日本株はしっかりした地合いが続いている。日銀の金融政策決定会合の結果発表を明日に控える中、「政策の現状維持を見込む市場参加者が多く、日本株の支えになっている」(GCIアセットマネジメントのポートフォリオマネージャー・池田隆政氏)という。
金融緩和の継続で為替は円安基調が続くとみられ、輸出関連株が買われやすいほか、引き続きPBR(株価純資産倍率)1倍割れの銘柄を物色する動きもみられているという。池田氏は「地合いの改善から目先の日経平均も上値を試しやすい」と話した。
TOPIXは0.97%高の2071.09ポイントで取引を終了。東証プライム市場指数は0.97%高の1065.73ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は2兆8807億9800万円だった。東証33業種では、鉄鋼、海運業、パルプ・紙など31業種が値上がり。鉱業、ゴム製品は値下がりした。
個別では、東京エレクトロンが1.2%高、アドバンテストが1.7%高と堅調に推移した。前日の米市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が上昇したことが好感された。
前日に好決算を発表したビューティガレージは13%高となり、21年11月24日以来の高水準まで上昇した。
プライム市場の騰落数は、値上がり1432銘柄(78%)に対し、値下がりが329銘柄(17%)、変わらずが74銘柄(4%)だった。
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