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概要:空売り投資家として知られるカーソン・ブロック氏は、経営難に陥り米連邦当局の管理下に入ったシリコンバレー銀行(SVB)やシグネチャー・バンクの預金者について、ヘアカット(預金者への損失負担の強制)を受けるべきだったと指摘した。
空売り投資家として知られるカーソン・ブロック氏は、経営難に陥り米連邦当局の管理下に入ったシリコンバレー銀行(SVB)やシグネチャー・バンクの預金者について、ヘアカット(預金者への損失負担の強制)を受けるべきだったと指摘した。
マディ・ウォーターズ・キャピタルの創業者であるブロック氏は23日にブルームバーグテレビジョンとのインタビューで「SVBの事例は預金者救済だけでなく、実質的なベンチャーキャピタル(VC)ファンド救済に私には見える」と語った。
SVBは流動性不足が預金流出につながり、今月破綻した。スタートアップやVC企業に人気の貸し手だった同行は米連邦預金保険公社(FDIC)の管理下に入った。FDICは預金保険の対象となる1口座当たり25万ドル(約3270万円)の上限を超えていても、預金を全額保護すると表明した。
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ブロック氏は「他人のお金を使って非常に悪いリスクを取り、その記録が基本的に帳消しになるといったサイクルを断つには、誰かが損失を被らざるを得ない」と指摘。このサイクルは「時間の経過とともにますます悪い結果を招く」と話した。
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