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概要:米S&P総合500種株価指数<.SPX>は昨年末の急落後に大幅反発し、現在再び過去最高値に迫ろうとしている。上昇をけん引しているのは、またもやハイテク株だ。 S&P500は昨年末、利上げへの警戒感から1年半ぶりの安値に沈んだ後、12月24日から現在までに22%上昇。昨年9月20日に付けた過去最高値を2%弱下回る水準にまで戻っている。 12月24日からの上昇率をセクター別にみると、S&P情報技術株指数<
[サンフランシスコ 10日 ロイター] - 米S&P総合500種株価指数.SPXは昨年末の急落後に大幅反発し、現在再び過去最高値に迫ろうとしている。上昇をけん引しているのは、またもやハイテク株だ。
S&P500は昨年末、利上げへの警戒感から1年半ぶりの安値に沈んだ後、12月24日から現在までに22%上昇。昨年9月20日に付けた過去最高値を2%弱下回る水準にまで戻っている。
12月24日からの上昇率をセクター別にみると、S&P情報技術株指数.SPLRCTが32%と最も大きく、次いで一般消費財指数.SPLRCDの28%となっている。
中でもフェイスブック(FB.O)、アマゾン(AMZN.O)、ネットフリックス(NFLX.O)、グーグルの親会社アルファベット(GOOGL.O)の「FANG」にアップル(AAPL.O)を加えたグループは市場全般をアウトパフォーム。うちフェイスブックは43%値上がりした。一連の不祥事にもかかわらず、広告主がソーシャルネットワークでの広告費支出を増やしていることが背景。
リフィニティブのデータによると、S&P500の利益予想に基づく株価収益率(PER)は現在16.6倍で、過去20年間の平均16.1倍を上回る水準を回復した。
12月24日からの値上がり率首位はキシコ料理チェーンを展開するチポトレ・メキシカン・グリル(CMG.N)の84%。ブライアン・ニコル新最高経営責任者(CEO)の下で業績が回復すると期待された。ただ上位10社のうち半分がハイテク企業だった。
この間最も値下がりしたのは食品のクラフト・ハインツ(KHC.O)。2月に一部ブランドの減損処理を行ったことが響いた。
また、値上がり率上位10社のうちチポトレなど4社のPERは過去5年の平均を大幅に上回っており、上昇が行き過ぎている可能性を示唆している。一方で、上位10社のうち3社のPERは過去5年の平均を下回っている。
上位10社にはゼロックス(XRX.N)や半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)(AMD.O)など、格付けが投機級の企業も含まれている。
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