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概要:イーロン・マスクは2018年、約23億ドルを受け取った。2位のCEOは1億2900万ドル。
Mike Blake/Reuters
テスラのCEO、イーロン・マスク氏は2018年、約23億ドル(約2500億円)近くを報酬として受け取った。ニューヨーク・タイムズのCEO報酬レポート2018が伝えた。
これは2位以下のCEO65人の報酬の合計額を上回る。
テスラの株価は2018年、激しく上下した。2019年は年初から、株価は劇的に下落している。
CEOたちは大金を稼いでいる。だが2018年、ニューヨーク・タイムズの調査によると、イーロン・マスク氏は群を抜いていた。
調査は、企業幹部の年収データを調査しているEquilarが2018年、大手上場企業200社のCEOの報酬を調査したもの。
記事によると、テスラのCEO、イーロン・マスク氏は2018年、主にストック・オプションとして23億ドル(約2500億円)近くを受け取った。ランキングの2位は、ディスカバリー(Discovery)のデビッド・M・ザスラブ(David M. Zaslav)氏、報酬額は1億2900万ドル(約142億円)。
マスク氏と他のCEOの差があまりにも大きいため、ニューヨーク・タイムズはランキングのグラフを作るときに、「新しい次元を追加」しなければならなかった。199人のCEOの報酬は通常の棒グラフ(グラフの意味としては、長さだけの1次元)で表示されたが、マスク氏の報酬は2次元の四角で表現された。
別の視点から分かりやすく説明すると、下の図の左の棒グラフはマスク氏がテスラから受け取ったとされた2018年の報酬を表している。一方、右の細かく積み重なった棒グラフは2位以下の65人のCEOの報酬を合計したもの。
マスク氏の2018年の報酬 vs 他の65人のCEOの報酬
Business Insider/Andy Kiersz, data from The New York Times
マスク氏のテスラからの報酬体系は、企業幹部の間では珍しいもの。テスラの取締役会が2018年3月に承認した報酬体系では、テスラが10年間に特定の時価総額目標を達成した場合、マスク氏にストックオプションが与えられる。
当時、何人かの評論家は、この報酬体系の異常さを指摘した。Business Insiderは、マスク氏はすでに大量のテスラ株式を保有しており、同社の時価総額を押し上げることに対する強いインセンティブをすでに持っていると指摘した。
テスラはマスク氏の報酬に対する今回の報道に意義を唱えた。Business Insiderへのステートメントの中で、同社の広報担当者は以下のように述べた。
「2018年、イーロンが実際にテスラから受け取った報酬は0ドル。それ以外のどんな報道も間違いであり誤解。他のCEOとは違い、イーロンは給与を受け取っておらず、ボーナスもなく、単に時間の経過によって確定する株式も持っていない。
彼の唯一の報酬は、テスラの時価総額を約400億ドルから1000億ドルに倍増させるといった野心的な目標に合わせて特別に設定された、完全にリスクを伴う業績給。
結果として、イーロンの報酬はすべて、テスラの長期的な成功と株主に直接結びついており、2018年の業績に基づく彼の株式はなにも確定していない」
2018年はマスクとテスラにとって激動の1年だった。CEOの報酬を取り上げた記事で、ニューヨーク・タイムズはテスラは生産の拡大に問題を抱えていると報じた。さらに2018年8月、テスラを非公開化するための「資金は確保した」とマスク氏がツイートしたことに対するSECの調査と法廷闘争は続いている。
テスラの株価は2018年を通して大きく上下動し、最終的には1年で約4%上昇した。2019年、同社の苦境が続く中、株価は劇的に下落している。
テスラの株価推移
Business Insider/Andy Kiersz, data from Yahoo Finance
ニューヨーク・タイムズの記事はこちら。
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[原文:Elon Musk made more in 2018 than the next 65 highest-paid CEOs combined, according to a report]
(翻訳、編集:増田隆幸)
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