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米株価指数先物下落、ペソと原油下げ－メキシコ製品に米関税で
概要：米株価指数先物と韓国、オーストラリア市場の株価がアジア時間帯の31日朝に下落し、米国債利回りも低下した。トランプ米大統領が全てのメキシコ製品に関税を課すとツイートしたことに反応した。この報道を受けて、円相場は小幅上昇し、ペキシコ・ペソは値下がりした。
米株価指数先物と韓国、オーストラリア市場の株価がアジア時間帯の31日朝に下落し、米国債利回りも低下した。トランプ米大統領が全てのメキシコ製品に関税を課すとツイートしたことに反応した。この報道を受けて、円相場は小幅上昇し、ペキシコ・ペソは値下がりした。
Ｓ＆Ｐ500種株価指数先物は一時0.9％下げた。このままいけば、昨年12月の世界株安以降で最も悪い１週間となりそうだ。米政府が６月10日から全てのメキシコ製品に５％の関税を発動するとトランプ大統領がツイートで明らかにしたことを受け、米国の10年国債利回りは一時2.18％を付け、１年８カ月ぶりの低水準となった。
メキシコ・ペソの対ドル相場は一時2.4％安の１ドル＝19.5938ペソと、３月８日以来のドル高水準となった。トランプ大統領は声明で、メキシコ製品に対する関税率が段階的に引き上げられ、10月１日時点で最高25％に達する可能性があると表明した。
原油先物相場も下落した。ニューヨーク商業取引所（ＮＹＭＥＸ）のウェスト・テキサス・インターミディエート（ＷＴＩ）は一時1.6％下げ、シンガポール時間午前８時17分（日本時間同９時17分）時点で1.5％安の１バレル＝55.74ドル。北海ブレントは1.5％安の１バレル＝65.86ドル。
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