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概要:インドネシア中央銀行は20日、主要政策金利である7日物リバースレポ金利<IDCBRR=ECI>を6.00%に据え置いた。一方で、流動性拡大に向け銀行準備率を0.5%ポイント引き下げ、利下げ余地を見極めるため、世界的な金融状況を注視する姿勢を示した。 ロイター調査では、エコノミスト22人中19人が政策金利据え置きを予想していた。中銀は預金ファシリティー金利<IDCBID=ECI>と貸出ファシリティー金利<IDC
[ジャカルタ 20日 ロイター] - インドネシア中央銀行は20日、主要政策金利である7日物リバースレポ金利IDCBRR=ECIを6.00%に据え置いた。一方で、流動性拡大に向け銀行準備率を0.5%ポイント引き下げ、利下げ余地を見極めるため、世界的な金融状況を注視する姿勢を示した。
ロイター調査では、エコノミスト22人中19人が政策金利据え置きを予想していた。中銀は預金ファシリティー金利IDCBID=ECIと貸出ファシリティー金利IDCBIL=ECIもそれぞれ5.25%と6.75%に据え置いた。
中銀は利下げについて「タイミングと規模の問題」のようだと指摘。利下げを実施すれば2017年9月以来初めてとなる。
ペリー・ワルジヨ総裁によると、銀行の預金準備率は7月から50ベーシスポイント(bp)引き下げる。
これに先立ち米連邦準備理事会(FRB)は、国内外の経済リスクの高まりに対応する用意があると表明。市場では早ければ来月にもFRBが利下げに踏み切るとの見方が強まっている。
インドネシアの第1・四半期の経済成長率は、投資の減速を背景に市場予想を下回っており、昨年の金融引き締めを解除する根拠が増している。インド、マレーシア、フィリピンの中銀は、景気支援のため、今年すでに利下げを実施している。
ワルジヨ総裁は「利下げを検討する上では2つの点を注視していると伝えてきた。国際金融市場の状況と対外収支だ」と指摘。「利下げは将来我々が講じる措置であり、時期と規模の問題だ」と述べた。海外市場に影響を及ぼしている大きな問題は、米中貿易戦争であるとの見方も示した。
中銀の発表を受け、ルピアIDR=は小幅上昇。株価.JKSEは一時上昇後、0.3%下落している。10年債利回りID10YT=RRは7.482%で変わらず。
インドネシア中銀は、昨年5─11月に政策金利を6回、計175bp引き上げた。米利上げを受けてルピアを防衛することが狙いだった。
*内容を追加します。
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