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概要:20日の米株式相場は4日続伸。S&P500種株価指数は終値ベースで過去最高値を更新した。米国債は遅い時間に上げを失い、イールドカーブがフラット化した。米・イラン関係の緊迫を受け、原油は大幅高。
20日の米株式相場は4日続伸。S&P500種株価指数は終値ベースで過去最高値を更新した。米国債は遅い時間に上げを失い、イールドカーブがフラット化した。米・イラン関係の緊迫を受け、原油は大幅高。
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米金融当局が景気低迷回避を目指して近く利下げに踏み切るとの観測を背景に、S&P500種は高く寄り付いた。イランが米国のドローンを撃墜し、トランプ大統領が報復の可能性を示唆したことを受けて、上げ幅を縮小する場面もあったが、引けにかけてまた騰勢を強めた。原油の大幅高を背景に、エネルギー銘柄が相場の上昇をけん引した。
S&P500種株価指数は前日比1%高の2954.18。ダウ工業株30種平均は249.17ドル(0.9%)高の26753.17ドル。ナスダック総合指数は0.8%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.03%。
ニューヨーク原油先物相場は反発、今年に入り最大の上げとなった。イランが米国のドローンをペルシャ湾のホルムズ海峡付近で撃墜。トランプ大統領がイランは「非常に大きな間違いを犯した」と非難したため、中東からの供給が滞るとの懸念から買いが膨らんだ。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物7月限は2.89ドル(5.4%)高の1バレル=56.65ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント8月限は2.63ドル高の64.45ドル。
ニューヨーク金先物相場は大幅反発。前日発表された連邦公開市場委員会(FOMC)声明から、政策金利の判断において「辛抱強くなる」との文言が削除され、利下げ観測が高まったのが背景。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は3.6%高の1オンス=1396.90ドルで終了。中心限月としては2013年9月以来の高値となる。
シカゴ・オプション取引所のボラティリティー指数(VIX)は日中、15を超えた。
米連邦公開市場委員会(FOMC)や日本銀行、イングランド銀行がいずれも景気支援の構えを打ち出したことが、高リスク資産への新たな追い風となった。ただ、地政学的な緊張でこうした流れが弱まる場面もあった。10年債利回りは一時、2016年11月以降で初めて2%を割り込んだ。
ブリンマー・トラストのアーニー・セシリア最高投資責任者(CIO)は地政学上の緊張について、「不透明性を生むので懸念材料」だとした上で、「より長期的に見れば、どのような問題も外交努力により解決すると当社では考えている」と語った。
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