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概要:フランスの自動車メーカー、ルノーは、日産自動車が指名委員会等設置会社への移行に伴いルノー側に委員会のポストを与える決定内容について、歓迎の意を表明した。世界最大の自動車連合(アライアンス)を揺るがした問題の決着を示唆した。
フランスの自動車メーカー、ルノーは、日産自動車が指名委員会等設置会社への移行に伴いルノー側に委員会のポストを与える決定内容について、歓迎の意を表明した。世界最大の自動車連合(アライアンス)を揺るがした問題の決着を示唆した。
ルノーのティエリー・ボロレ最高経営責任者(CEO)
写真家:Marlene Awaad / Bloomberg
ルノーのジャンドミニク・スナール会長は先に、日産が来週開く株主総会で新ガバナンス計画案への投票を棄権する考えを示し、両社の関係は緊張していたが、合意により関係修復につながる可能性がある。
ルノーは20日の発表文で、「日産の新ガバナンス体制にルノーの代表者が加わるとの合意は、アライアンス内に存在する対話と相互尊重の精神を裏付けるするものだ」との見解を示した。
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