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概要:マツダ<7261.T>は1日、2020年3月期連結業績予想を下方修正したと発表した。営業利益は前年比27%減の600億円となる見通し。従来は同33.6%増の1100億円を見込んでいた。為替相場で米ドルやユーロなどが円高に推移しており、前提レートを見直したことが響く。 修正後の通期営業利益予想は、リフィニティブが集計したアナリスト20人の予測平均値729億円を下回る。 1ドル=107円(従来は110円)、1ユーロ=119円
[東京 1日 ロイター] - マツダ(7261.T)は1日、2020年3月期連結業績予想を下方修正したと発表した。営業利益は前年比27%減の600億円となる見通し。従来は同33.6%増の1100億円を見込んでいた。為替相場で米ドルやユーロなどが円高に推移しており、前提レートを見直したことが響く。
修正後の通期営業利益予想は、リフィニティブが集計したアナリスト20人の予測平均値729億円を下回る。
1ドル=107円(従来は110円)、1ユーロ=119円(同126円)にそれぞれ変更した。
売上高予想も従来の4%増の3兆7000億円から1.8%減の3兆5000億円に引き下げた。純利益は26.7%増の800億円から31.9%減の430億円に下方修正した。
世界販売計画も従来の161万8000台から155万台へ引き下げた。北米、中国、日本などでの販売が期初計画を下回るため。
19年4―9月期の世界販売台数は前年同期比8.2%減の約73万台だった。全面改良した小型車「マツダ3」が15%減と落ち込んだ。
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