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概要:[東京 9日 ロイター] - スイスの金融大手クレディ・スイスが、日本の投資銀行部門を大幅に縮小し、20人超いた人員の大部分を削減していることが分かった。事情を知る関係者3人が明らかにした。経営不振に
[東京 9日 ロイター] - スイスの金融大手クレディ・スイスが、日本の投資銀行部門を大幅に縮小し、20人超いた人員の大部分を削減していることが分かった。事情を知る関係者3人が明らかにした。経営不振に直面する同社は事業の見直しを進めており、世界的に人材の流出が続いている。
クレディ・スイスの投資銀行部門は、企業のM&A(合併・買収)助言や株式引受業務などを手掛ける。日本では2回に分けて人員削減を実施。関係者2人によると、昨年11月に半数近くを、今年1月には数名を残して全員を削減することを決めた。
クレディ・スイスはCSファースト・ボストンの名前で投資銀行部門を独立させることにしているが、日本の同部門に残った人員も移管するかどうかは明らかになっていない。
クレディ・スイスはロイターの取材に対し、「アジア太平洋全域でインベストメント・バンキングとキャピタルマーケッツの顧客に引き続き専心する」と回答。「日本を含むすべての主要市場の顧客と引き続き連携していく」とした。
日本拠点では、投資銀行部門のほかに、ウェルスマネジメントやリサーチ、トレーディング部門などがある。
投資銀行の規模の指標として使われる「リーグテーブル」では、2021年の日本の投資銀行案件(リフィニティブ調べ)でクレディ・スイスは11位だったが、昨年は上位20から漏れていた。同社が助言した案件には、日立製作所による米グローバルロジックの買収などがある。
クレディ・スイスは、破綻した米アルケゴス・キャピタル・マネジメントとの取引で巨額の損失を出したほか、英グリーンシルの破綻でも大きな打撃を受けた。
(山崎牧子 編集:久保信博)
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