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概要:*13:56JST 米国株見通し:下げ渋りか、売り一巡後の買戻しに期待(13時40分現在)S&P500先物 3,890.25(-29.75)ナスダック100先物 11,935.75(-71.50)米株
*13:56JST 米国株見通し:下げ渋りか、売り一巡後の買戻しに期待
(13時40分現在)
S&P500先物 3,890.25(-29.75)
ナスダック100先物 11,935.75(-71.50)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は230ドル安。
アジア株安も進み、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
9日の主要3指数は大幅安。
取引後半は下げ幅を拡大する展開となり、3日続落のダウは543ドル安の32254ドルと昨年11月以来の安値圏に下げた。
この日発表された新規失業保険申請件数は2カ月ぶりに節目の20万人を上回る顕著な増加を示し、金融引き締め加速への過度な警戒は一服。
ただ、10日の雇用統計は強い内容が予想され、連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派方針を後押しするとの懸念から終盤は売りが強まった。
本日は下げ渋りか。
雇用統計で非農業部門雇用者数は前回大幅増の反動により減少の見通しだが、失業率は歴史的低水準を維持。
平均時給は予想段階で増加が見込まれ、賃金インフレが意識されやすい。
FRBが政策判断の材料とする8日のJOLTS求人件数も堅調だったことから、21-22日の連邦公開市場委員会(FOMC)に向け0.50%の利上げを警戒した売りが優勢となりそうだ。
ただ、売り一巡後は買戻しが相場を支える可能性もあろう。
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