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オラクル株下落、12－２月期クラウド事業が期待ほど伸びず
概要：米オラクルが９日発表した2022年12月－23年２月（第３四半期）決算は売上高がアナリスト予想並みにとどまった。クラウド事業は期待ほど伸びなかった。株価は時間外取引で下落した。
米オラクルが９日発表した2022年12月－23年２月（第３四半期）決算は売上高がアナリスト予想並みにとどまった。クラウド事業は期待ほど伸びなかった。株価は時間外取引で下落した。
発表文によると、12－２月期売上高は18％増の124億ドル（１兆6900億円）。ブルームバーグ集計のアナリスト予想平均124億1000万ドルをわずかに下回った。一部項目を除いた１株利益は1.22ドル。アナリスト予想平均は1.20ドルだった。
オラクルが事業拡大を目指し、注目度が高いクラウド部門の売上高は45％増の41億ドル。
ＪＰモルガン・セキュリティーズのアナリスト、マーク・マーフィー氏によると、ウーバー・テクノロジーズと発表した案件を含むクラウド関連の大型ディールで、決算前に投資家の間で期待が高まっていた。だが業績は「少し期待外れ」のようだったと、シノバス・トラストのシニアポートフォリオマネジャー、ダニエル・モーガン氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで語った。
医療情報技術部門サーナーの売上高は15億ドル。ラリー・エリソン会長によると、オラクルは同部門の成長がさらに力強さを増すと見込む。
株価は時間外取引で一時約４％下げた。過去１年間の騰落率は14％のプラスと、この期間に最も安定したハイテク株の一つとなっている。
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