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概要:9日の米株式市場でゼネラル・エレクトリック(GE)の株価は一時、ここ2年余りで最大の上昇となった。独立事業としての航空部門の利益率が引き続き拡大するとの見通しを示した。
9日の米株式市場でゼネラル・エレクトリック(GE)の株価は一時、ここ2年余りで最大の上昇となった。独立事業としての航空部門の利益率が引き続き拡大するとの見通しを示した。
ラリー・カルプ最高経営責任者(CEO)は9日、現在主にジェットエンジンの製造とサービスを行うGEエアロスペースについて、増収率が1桁台半ばから後半になるほか、「純利益に沿って」フリーキャッシュフローが創出される見込みだと述べた。
ウォルフ・リサーチのアナリスト、ナイジェル・コーは調査リポートで、航空宇宙事業の目標について「かなり素晴らしい」と指摘。また、GEのエネルギー部門の長期的見通しが、同氏のベースライン予想を上回っていると指摘した。同氏のGE株の投資判断は「アウトパフォーム」。
GE株は一時9.2%高と、日中ベースで2021年1月以来の上昇率となり、18年以来の高値を付けた。
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