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概要:17日の欧州株は下落。週間ベースで昨年9月下旬以来の大幅安となった。投資家はリセッション(景気後退)リスクや銀行セクターを巡る健全性を意識した。
17日の欧州株は下落。週間ベースで昨年9月下旬以来の大幅安となった。投資家はリセッション(景気後退)リスクや銀行セクターを巡る健全性を意識した。
ストックス欧州600指数は1.2%安。週間ベースでは4%近く値下がりした。業種別ではこの日は銀行株が特に売られ、年初からの上げをほぼ失った。米株式市場でファースト・リパブリック・バンクが再び急落したことが手掛かりとなった。同行の財務安定化を図るため米政府の調停で複数の大手銀行が合計で約300億ドル(約4兆円)を預け入れることに合意したが、ファースト・リパブリックに対するセンチメントはなお不安定だ。
クレディ・スイス・グループは市場の信頼を取り戻せず、一時の上げを失い、8%安で取引を終えた。同行はこの週末に複数回の会議を開き、幾つかのシナリオを検討すると、ロイター通信が事情に詳しい複数の関係者の話を基に報じた。
欧州債市場ではドイツ債が中期債を中心に上昇。10年債利回りは週間で過去最大となる40ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げた。
トレーダーが織り込む欧州中央銀行(ECB)による5月の利上げは10bpと、最大19bp低下した。予想ピーク金利は7月までに3.23%となっている。
英国債は利回り曲線がブルスティープ化。イングランド銀行(英中央銀行)が実施した調査では今後12カ月間のインフレ率見通しは3.9%と、11月調査時の4.8%から低下した。
イングランド銀が来週発表する金融政策判断について、短期金融市場が織り込む利上げ幅は14bp。ターミナルレートは6月までに4.26%と見込む。前日は4.38%だった。
3月17日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)
債券 | 直近利回り | 前営業日比 |
---|---|---|
独国債2年物 | 2.39% | -0.22 |
独国債10年物 | 2.11% | -0.18 |
英国債10年物 | 3.28% | -0.14 |
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