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概要:[21日 ロイター] - <為替> ドルが小動きとなった。経済指標で米経済の回復力が示され、連邦準備理事会(FRB)の0.25%ポイントの追加利上げ観測につながったことが支援した。 米S&Pグローバ
[21日 ロイター] -
<為替> ドルが小動きとなった。経済指標で米経済の回復力が示され、連邦準備理事会(FRB)の0.25%ポイントの追加利上げ観測につながったことが支援した。
米S&Pグローバルが21日に発表した4月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は53.5と昨年5月以来11カ月ぶりの高水準となった。3月の確定値は52.3だった。
コーペイ(トロント)のチーフマーケットストラテジスト、カール・シャモッタ氏は「経済活動は冷え込んでいるが、金利差は依然としてドルの支援材料だ」と述べた。
ドル指数は横ばいの101.76。週間では約0.2%高となる見込み。
S&Pグローバルが21日発表した4月のユーロ圏のHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は54.4で、3月の53.7から上昇し11カ月ぶりの高水準となった。ロイターがまとめた予想中央値の53.7を上回った。
ユーロ/ドルは0.1%上昇し1.0982ドル。この日の安値1.0938ドルから切り返した。
ポンド/ドルは0.1%安の1.2431ドル。序盤には一時0.54%安となる場面があった。
円は序盤に対ドルで1週間ぶりの高値を付けた。総務省が21日に発表した3月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は104.1と、前年同月比3.1%上昇した。
終盤のドル/円は小幅安の134.17円。
<債券> 米債利回りが上昇した。4月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値が11カ月ぶりの高水準となったことが背景。投資家は5月米連邦公開市場委員会(FOMC)での一段利上げの可能性について手がかりを探っている。
米S&Pグローバルが21日に発表した4月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は53.5と昨年5月以来の高水準となった。金利上昇によって景気後退に陥る危険性が高まっているとの見方とは相反するものだった。
ただDRWトレーディングの市場ストラテジスト、ルー・ブライエン氏は、利回りが上昇したのは薄商いのためで、PMIが米連邦準備理事会(FRB)の政策を左右することはないと指摘した。
米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp)上昇し、3.572%となった。2年債利回りは2bp上昇し4.192%。
2・10年債の利回り格差はマイナス62bpとなった。
指標となる10年物利回りは、4月6日に7カ月ぶり低水準を付けて以降、上昇基調にあるが、3.65%台を突破することはできていない。投資家が銀行業界の新たな不安材料が浮上した場合に備え、大きなショートポジション構築を警戒しているためだ。
米国連邦債務が上限に達する前に満期を迎える短期債への買い意欲が強まり、1カ月物国債利回りは6カ月ぶり低水準で取引されている。
銀行預金の安全性に対する懸念から国債の需要は高まっているが、一部投資家は、米連邦債務が上限に達する恐れがあるときに満期を迎える債券を避ける動きを見せている。上限到達は7月下旬から8月の可能性が最も高いとみられている。
<株式> ほぼ横ばいで終了した。市場では企業決算が引き続き注目される中、経済指標が相反する内容となっていることで、金利の道筋がどのような影響を受けるか見極めようとする動きが出ている。
一連の企業決算発表が始まって以来、S&P総合500種はおおむね安定的に推移。来週は、年初からのS&P総合500種の上昇を支えてきた大型ハイテク企業や成長企業などが決算を発表する。
トゥルーエスト・アドバイザリー・サービシズの共同最高投資責任者(CIO)、キース・ラーナー氏は「堅調な経済指標と低調な経済指標、良好な企業決算と軟調な企業決算の間で綱引きが行われている」とし、「大型ハイテク企業の決算を来週に控え、市場は基本的にもちあい状態になっている」と述べた。
来週はマイクロソフト、グーグルを傘下に持つアルファベット、アマゾン・ドット・コムなどが決算を発表する。
この日発表の米経済指標では、S&Pグローバルの4月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値が53.5と昨年5月以来11カ月ぶりの高水準となった。3月の確定値は52.3だった。
個別銘柄では、日用品大手、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が3.5%高。1―3月期の業績が市場予想を上回ったことで買いが入った。
アマゾンは3%高。調査会社がアマゾンの北米事業は市場予想を上回るとの見通しを示したことが好感された。
一方、鉱山大手フリーポート・マクモランは4.1%安、リチウム生産世界最大手のアルベマールは約10%安。素材株は0.9%下落し、S&P主要セクターの中で最も大きく落ち込んだ。
ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.24対1の比率で上回った。ナスダックでは1.10対1で値下がり銘柄数が多かった。
米取引所の合算出来高は約99億株。直近20営業日の平均は104億株。
<金先物> 米長期金利の上昇を背景に反落した。中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前日比28.60ドル(1.42%)安の1オンス=1990.50ドル。 S&Pグローバルがこの日発表した4月の製造業とサービス業を合わせた米購買担当者景況指数(PMI)速報値は総合で53.5となり、前月確報値の52.3から上昇し、11カ月ぶりの高水準となった。リセッション(景気後退)懸念が幾分後退したことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が5月2〜3日開催の次回連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の追加利上げに踏み切るとの見方が改めて強まり、米長期金利の指標とされる10年債利回りが上昇。金利を生まない資産である金は売りにさらされた。
<米原油先物> 対ユーロでのドル軟調や値頃感などを受けた買いに支えられ、小幅上伸した。米 国産標準油種WTIの中心限月6月物は前日清算値(終値に相当)比0.50ドル(0.65%)高の1バレル=77.87ドル。7月物は0.60ドル高の77.71ドル。外国為替市場では、堅調なユーロ圏経済指標を背景にドルが対ユーロでおおむね軟調に推移。ドル建てで取引される商品の割安感につながり、原油買いが先行した。加えて、最近の下落基調から安値拾いの買いや限月交代に伴う持ち高調整目的の買いも若干入ったもよう。
ドル/円 NY終値 134.15/134.18
始値 133.78
高値 134.49
安値 133.56
ユーロ/ドル NY終値 1.0987/1.0991
始値 1.0963
高値 1.0993
安値 1.0943
米東部時間
30年債(指標銘柄) 17時05分 97*12.50 3.7713%
前営業日終値 97*22.50 3.7530%
10年債(指標銘柄) 17時05分 99*14.00 3.5680%
前営業日終値 99*20.00 3.5450%
5年債(指標銘柄) 17時05分 99*26.75 3.6612%
前営業日終値 99*29.75 3.6400%
2年債(指標銘柄) 17時05分 99*14.00 4.1795%
前営業日終値 99*14.50 4.1700%
終値 前日比 %
ダウ工業株30種 33808.96 +22.34 +0.07
前営業日終値 33786.62
ナスダック総合 12072.46 +12.90 +0.11
前営業日終値 12059.56
S&P総合500種 4133.52 +3.73 +0.09
前営業日終値 4129.79
COMEX金 6月限 1990.5 ‐28.6
前営業日終値 2019.1
COMEX銀 5月限 2505.8 ‐31.5
前営業日終値 2537.3
北海ブレント 6月限 81.66 +0.56
前営業日終値 81.10
米WTI先物 6月限 77.87 +0.50
前営業日終値 77.37
CRB商品指数 270.7984 ‐1.1098
前営業日終値 271.9082
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