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概要:21日の米国株式相場は小幅高。企業決算は強弱入り交じる内容だった。インフレや経済成長、政策金利の先行きを見通そうと、トレーダーらは最新の経済統計の解釈に努めた。
21日の米国株式相場は小幅高。企業決算は強弱入り交じる内容だった。インフレや経済成長、政策金利の先行きを見通そうと、トレーダーらは最新の経済統計の解釈に努めた。
株式 | 終値 | 前営業日比 | 変化率 |
---|---|---|---|
S&P500種株価指数 | 4133.52 | 3.73 | 0.09% |
ダウ工業株30種平均 | 33808.96 | 22.34 | 0.07% |
ナスダック総合指数 | 12072.46 | 12.90 | 0.11% |
4月の米企業活動は予想外に活発化。11カ月ぶりの高水準となり、インフレ圧力が再燃する恐れが示された。S&Pグローバルが発表した米国の製造業・サービス業を合わせた4月の総合購買担当者指数(PMI)速報値は、前月から1.2ポイント上昇して53.5。
レイモンド・ジェームズの株式ポートフォリオ・テクニカル戦略担当マネジングディレクター、マイク・ギブズ氏は「景気が持ちこたえるなら、米連邦公開市場委員会(FOMC)は現在市場が予想しているよりも金融政策を引き締める動機を得るかもしれない。そうなれば株式市場には向かい風が吹くとわれわれは判断している」とリポートで説明。「一方で景気が悪化すれば、FOMCは金融政策を緩和するとわれわれはみている。しかし景気の浮き沈みはマーケットの変動と呼応する可能性も高い」と続けた。
米消費財メーカー、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は2023年6月通期の売上高見通しを引き上げた。値上げや一部商品での若干の需要増を理由に挙げた。
BMOファミリーオフィスのキャロル・シュリーフ最高投資責任者(CIO)は、「決算シーズンは始まったところだ。過去4回の決算シーズン開始はどれも強い市場のパフォーマンスと時期が一致した」と指摘。「このトレンドが続くとは確信できない。株価は狭いレンジをしばらく抜けないと思われる」と述べた。
ブルームバーグテレビジョンで話すモルガン・スタンレー・ウェルス・マネジメントのリサ・シャレット最高投資責任者(CIO)
出所:ブルームバーグ
米国債
米PMI統計を受けて、直近の金融政策に敏感に反応する2年債利回りは4.2%近辺まで上昇した。
国債 | 直近値 | 前営業日比(bp) | 変化率 |
---|---|---|---|
米30年債利回り | 3.77% | 2.9 | 0.79% |
米10年債利回り | 3.57% | 3.4 | 0.97% |
米2年債利回り | 4.18% | 3.3 | 0.79% |
米東部時間 | 16時50分 |
外為
ドルは週間ベースで約1カ月ぶりの上昇。米企業活動が予想外に4月に活発化し、米国債利回りを押し上げた。
為替 | 直近値 | 前営業日比 | 変化率 |
---|---|---|---|
ブルームバーグ・ドル指数 | 1225.11 | -0.16 | -0.01% |
ドル/円 | ¥134.13 | -¥0.11 | -0.08% |
ユーロ/ドル | $1.0989 | $0.19 | 0.17% |
米東部時間 | 16時50分 |
ドルは前日比ベースでは、主要10通貨に対してまちまち。原油価格の下落と利回り上昇で今週出遅れていた資源国通貨は、この日も軟調だった。
ドイツ銀行の首席国際ストラテジスト、アラン・ラスキン氏がブルームバーグTVで話したところによれば、FOMCが年末にかけて利下げに転じ始めると見込まれる一方で、欧州中央銀行(ECB)はまだ利上げを続ける可能性があることを、市場はまだ部分的にしか織り込んでいない。
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は「金はトラブルに見舞われている。米経済が強すぎるため、米金融当局による一段の引き締めにさらされることになるからだ」と指摘。「サービスセクターが顕著な強さを見せており、それによって5月と6月だけでなく7月の利上げにも道が開くだろう」と述べた。
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