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概要:アップルは日本時間3月20日深夜、「AirPods」の第2世代モデルを発表した。新しいH1チップによる性能向上のほか、ワイヤレス充電ケースも登場し、利便性が向上している。
日本時間3月20日、アップルは完全独立型のワイヤレスイヤホン「AirPods」の第2世代モデルを発表した。
日本時間で3月26日未明の発表会の期待をあおるためなのか、アップルは3月18日深夜から新製品発表を1日ごとに続けている。
3月18日には新しい「iPad mini」と「iPad Air」、19日には「iMac」、そして日本時間3月20日夜にはワイヤレスイヤホン「AirPods」の第2世代モデルを発表した。
日本のアップルの直販サイトでもすでにオーダーが受け付けられており、価格はAirPods本体と有線充電可能なケースのセットが1万7800円、本体とワイヤレス充電可能なケースのセットが2万2800円(いずれも税別)。3月20日22時頃の時点での出荷時期は、最速で3月26日となっている。
新しいH1チップ採用で使い勝手が向上
第2世代AirPodsの進化ポイントをまとめると以下のとおり。
iPhoneやiPadなどとの接続が高速化
ゲームなどでは気になるレイテンシ(遅延)が少なくなった
15分間の充電によって連続通話できる時間が1時間から2時間に延びた
Siriの起動が本体タップではなく「Hey Siri」で実行可能に
アップルのリリースによると、これらの進化はいずれも同社が開発した新しい「H1チップ」によるものだという。H1チップの詳細は現時点で明らかになっていないが、第1世代AirPodsではスマートスピーカーの「HomePod」や、同社傘下のBeats by Dr. Dreの一部ヘッドホンなどと同じ「W1チップ」が採用されていた。
ワイヤレス充電ケースは第1世代でも使える
「Wireless Charging Case for AirPods」は単体でも販売。どちらかと言えば、第1世代モデル購入者向けの対応か(赤枠は編集部による加工)。
また、もう1つ大きな利便性の向上と言えるのは、ワイヤレス充電対応のケース「Wireless Charging Case for AirPods」が登場した点だ。
このワイヤレス充電対応ケースは、国際標準規格である「Qi(チー)」に対応しており、同規格を採用する他社製の充電スタンドなどでケース内のバッテリーやケース内に入れたAirPods自体を充電できる。
なお、ワイヤレス充電ケースは単体でも直販価格8800円(税別)で販売されており、購入ページには「AirPods(第1世代以降)に対応しています」との表記がある。すでに第1世代AirPodsを持っているユーザーもケースだけ買うことで便利なワイヤレス充電機能が使えるというわけだ。
2017年9月のiPhone X発表時には純正ワイヤレス充電スタンド「AirPower」を発表していたが、2019年3月20日時点で進展はない。
ただし、相変わらずアップル公式サイトでは、純正のワイヤレス充電スタンドが販売されていない(ベルキン製のものはある)。2017年9月には「iPhone X」と同時に、複数の同社製品をワイヤレス充電できる「AirPower」を発表しているが、AirPowerに冠してはその後音沙汰はない。
最新の「iPhone XS/XS Max」「iPhone XR」そして今回のAirPods用ケースがワイヤレス充電に対応した今、それらを同時に使うユーザーとしては今こそAirPowerのようなものが必要ではないだろうか。
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(文・小林優多郎、写真・アップル)
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