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概要:20日の米株式相場は、S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均が下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)は経済成長が減速したとの認識を表明、今年の利上げ回数予想をゼロに引き下げた。これに反応し前日比プラスとなる場面があったが、上昇の勢いは続かなかった。米国債は大幅反発。10年債利回りはここ1年余りで最低となった。
20日の米株式相場は、S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均が下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)は経済成長が減速したとの認識を表明、今年の利上げ回数予想をゼロに引き下げた。これに反応し前日比プラスとなる場面があったが、上昇の勢いは続かなかった。米国債は大幅反発。10年債利回りはここ1年余りで最低となった。
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FOMCのハト派的な声明を手掛かりに、ハイテクやエネルギー銘柄を中心に米国株が大きく持ち直す場面があった。だが、金融とヘルスケアが軟調となる中、S&P500は結局マイナス圏で取引を終えた。
S&P500種は前日比0.3%安の2824.23。ダウ平均は141.71ドル(0.6%)下げて25745.67ドル。ナスダック総合指数は0.1%上昇。ニューヨーク時間午後4時40分現在、米10年債利回りは9ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.52%。
貿易に関するトランプ米大統領の発言が材料視された可能性もある。トランプ氏はこの日、中国が通商合意を順守していると確信するまで対中関税を維持すると語った。この発言は特に工業株に悪影響となったもよう。
米国債は軒並み大幅高。年内に利上げを予想しないとのFOMC見解に反応した。昨年12月時点の予測では、今年の利上げ回数は2回だった。5年債と30年債の利回り差は拡大、イールドカーブがスティープ化した。
ニューヨーク原油先物相場は反発し、年初来高値を更新。米エネルギー情報局(EIA)の統計で原油在庫が昨年7月以来の大幅減となり、供給が一層引き締まっていることを示した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物4月限は80セント(1.4%)高の1バレル=59.83ドル。ロンドンICEの北海ブレント5月限は89セント高の68.50ドル。
ニューヨーク金市場では、スポット相場が上昇。FOMCが今年の利上げ回数予想をゼロに引き下げたことに反応し、それまでの下げを埋めた。ニューヨーク時間午後4時8分現在、スポット相場は0.5%高の1オンス=1313.33ドル。FOMC声明発表前に取引が終了したニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は0.4%安の1301.70ドルで終了。
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