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概要:ニューヨーク・マンハッタンにオープンするイケアの1号店には、スウェーデンのミートボールはない。イケアでのショッピングでおなじみのチェックアウト・カウンターや色とりどりのキャンドルのほか、迷路のような巨大倉庫を歩いて購入する商品をカートに積み込むという体験もない。実際、何も家に持ち帰ることはない。
ニューヨーク・マンハッタンにオープンするイケアの1号店には、スウェーデンのミートボールはない。イケアでのショッピングでおなじみのチェックアウト・カウンターや色とりどりのキャンドルのほか、迷路のような巨大倉庫を歩いて購入する商品をカートに積み込むという体験もない。実際、何も家に持ち帰ることはない。
ニューヨークのイケア・プランニング・スタジオに展示されたリビングルームのディスプレー(4月9日)
撮影:Marc McAndrews / Bloomberg
イケアは北欧の審美眼や低価格で豊富な品ぞろえで35万平方フィート(約3万2500平方メートル)の巨大倉庫型店舗を展開して世界の家具市場に一石を投じてきた。しかし、こうしたモデルは倉庫スタッフと家具組み立て職人の両方の役割を担うことをいとわない買い物客に依存しており、現代の消費者の多くには魅力が乏しく、特にサービスにより多く支出する比較的裕福な層には受けにくい。
イケアの米国小売り担当の最高執行責任者(COO)、レオンタイン・グリーン・サイクス氏は「時間に追われる人々は購入プロセスでもっと支援を求めている」と話す。
15日開業するマンハッタン1号店は、普通のイケアの店舗とは様相が異なる。アッパーイーストサイドで約1万7000平方フィートの広さを占める同店舗は、同社の平均的な店舗面積の約20分の1。10マイル離れたブルックリン地区にある従来型の最寄り店舗よりもデザイン会社のような感覚だ。1階では来店客が無料相談や家具組み立て・撤去などの予約について説明を受け、地下でデザイナーと商談したり、コンピューターで自分の部屋をデザインしたりできる。買い物の準備が整うと、営業担当者のタブレットから発注し、配送日を設定できるが、その日の持ち帰りはできない。
同社はこのコンセプトを「プランニング・スタジオ」と称しており、ロサンゼルスやシカゴなど全米約20都市で地元向けにカスタマイズして展開していく方針。昨年ロンドンで導入したこのコンセプトの米国進出は今回が初めて。
リビングルームのディスプレー
撮影:Marc McAndrews / Bloomberg
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